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2024/03/30[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山
Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。
2024/03/30 20時スタート ※約90分間・録音ナシ
「❤️スキ・いいね」ありがとうございます!励みになります。
毎週ほぼ土曜日に、こつこつ音声ライブ配信を本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でしています。
こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います。
2024年3月30日掲載 新聞書評
●朝日(3/30)
「アルプス席の母」早見和真(はやみかずまさ)著 小学館 1870円
「弥生人はどこから来たのか 最新科学が解明する先史日本」藤尾慎一郎著 吉川弘文館 1870円
「君主制とはなんだろうか」君塚直隆著 ちくまプリマー新書 990円
●毎日(3/30)
「中世の非人と遊女」網野善彦著 講談社学術文庫 1265円
「詩の中の風景 くらしの中によみがえる」石垣りん著 中公文庫 946円
「spring」恩田陸 筑摩書房 1980円
●日経(3/30)
「クリエイターワンダーランド」中山淳雄著 日経BP 2200円
「カーイ・フェチ/来て踊ろう」菅野淑(かんのしゅく)著 春風社 3850円
●東京(3/30)
「デヴィッド・ストーン・マーチンの素晴らしい世界」村上春樹著 文藝春秋 2530円
「どちら様も、お先でございます」三遊亭好楽、松垣透著 彩流社 2750円
●読売(3/24)
「夜明けのはざま」町田そのこ著 ポプラ社 1870円
「中村哲さん殺害事件 実行犯の『遺言』」乗京真知(のりきょうまさとも)著 朝日新聞出版 1760円
「『ふつう』の子育てがしんどい」石田光規編著 晃洋書房 2530円
「1947」長浦京著 光文社 2750円
●産経(3/24)
「源氏物語の世界」中村真一郎著 新潮選書 1760円
「正しき地図の裏側より」逢崎遊著 集英社 1870円
その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
■君塚直隆さんのXです。英国戴冠式の実況中継をされていました。
■nhk100de名著で紹介されていました。
https://mag.nhk-book.co.jp/article/46693
■z世代について丁寧に知る必要がありそうです。
■現代英語基礎語辞典
■テレビ版「舟を編む」
■ラジオをテレビで再放送
放送予定 <総合テレビ> 4/9火 2:06~ ※月曜深夜
・終わったあとの私的雑感
最近のXで気がかりな話題があります。
映画館での“介助”をめぐり炎上した「車椅子インフルエンサー」
どうして油を注ぐことをしてしまうのか。
障害者への「合理的配慮」4月から民間事業者にも義務化
合理的配慮は言葉で理解したとしても、その何をどうすればというケアするふるまいには非常に悩みます。
日常のありふれた配慮である、電車の座席を譲る譲らないで迷ってしまうくらいですから。
その場面で相手に聞けばいい、スムーズにコミュニケーションできれば理想です。
けれど、周りの目・反応をなぜか気にしてしまう。私はどちらにしろ「した行動」の当然でしょという優越感と、「しない行動」けれどなぁという葛藤が起きるのです。
そこに利他はあるのか。
もやる。
伊藤亜紗さんの本から生まれたヨシタケシンスケさんの絵本「みえるとかみえないとか」ではそんな悩みを解決してくれそうなヒントがつまっていました。その一部文章を引用します。
おなじところを さがしながら
ちがうところを おたがいに おもしろがれば
いいんだね。
それって すごく
むずかしいような きも するけれど、
しつは かんたんなことなのかも しれないねえ。
うーん。
でも、まあ、ちょっとずつ れんしゅうだな。
どうですか?
自分と人との違いのへの理解、合理的配慮についてまで応用できそうな文章ではないでしょうか。
最後の「ちょっとずつ れんしゅうだな。」も、まさしく大人になると忘れてしまう視点ではないかと。
どんなにいろんなことを経験したと思っていても、
インターネット利用が広がってこともあり、いつでも初めて出会うことの機会が増えました。
自分の価値観と違うからとて、やみくもに批判しては世界への繋がる扉を自分で閉じてしまうのと同じ。
せっかくなら
「おなじところを さがしながら
ちがうところを おたがいに おもしろがれば
いいんだね。」
そんな行動のほうが私は楽しそうだなと思います。
本を読む理由のひとつは、自分との違いを探し面白がっているんですよね
おしまい。
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