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1997年2月10日(月)、旅1日目。東京→プラハへの移動日

1997年2月10日(月)
5:50 起床
7:00 出発→新宿
7:45 新宿発リムジン 2,900円
9:10 成田着

すぐにHISカウンターの人が手続きしてくれた。座席、smoke or non、窓側とか選べてよかった。
お昼は、ビジネス弁当。空港内で、化粧水、乳液、カギを探してうろうろ。

11:30 出国手続き
Motherのケイタイにtel

11:55 飛行機乗る
12:30出発

後ろから3列目の右の窓側で2人掛け。上昇していくときに結構揺れて、ビビる。今回は旅行に行くっていうドキドキがない。機内で「ザ・ロック」(泣きそうになった)と、なんとかというゴルフコメディを見る。

隣の席は、金髪のくるくるパーマの子。あんまりしゃべらない。ごはんはおいしく、特にくるみ入りパンは絶品。とはいえ、約12時間の飛行機は、さすがに疲れたー。
シベリアを通ったので、下は氷がいっぱい。山とか川とか海とか、みんな氷。

16:25 アムステルダム到着
トランスファーはすぐ済み、2時間以上もヒマ。Motherに手紙を書く。ねむーい。

19:15 飛行機乗る。
19:45 出発
またも隣は彼女。機内にはベジタリアン用の食もある。眠い私は寝続け、パンとアイスを食べ、寝た。夜景がきれいで、素敵。アムスとプラハの間のどこの街かわからないけど海のようなところに、海を渡る道(橋かな?)がいくつかこんなふう(下の写真の右下の図的なもの参照)になっていて、道がすべて光っていてきれいだった。

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飛行機が下降していくあいだも寝ていたため、着陸の衝撃にビクッとしたら、隣の子が「びっくりした?」と。その日本語にびっくりした。日本語しゃべれるのか。
長岡で1年、高校生をやっていた、と。なんとなく一緒に行動し、タクシー乗り場を探してくれるが、タクシーはゼロ。だって、だいたい空港が閑散としているし、同じ便の乗客にはそれぞれにお迎えが来ている様子。

1年ぶりの再会に熱い抱擁を重ねたのちそのファミリーは、私のホテルを知ると、タクシーは高いし、ホテルは帰り道の途中だ、と送ってくれることに。本当に嬉しかった。ありがとうございます。彼女のお父さん、お母さん、運転していたお父さんの友人にも感謝。

ホテルに着いたあと、彼女に、小さなだるまを渡す。旅の途中、親切な外国の人がいたら、お礼に渡そうと思って持ってきていたもの。日本に1年いた彼女は、要らなかったかもしれない。とはいえ、渡せるものが何もなかったので差し出しただるまを、彼女は「ありがとう」とにこやかに受け取ってくれた。

20年以上経った今思うと、まったく知らないところ、しかもプラハってほとんど情報がない時期だったのに、その空港を22時近くに出てかなり遠いホテルに向かう車の手配していなかったことに驚くばかりです。彼女たちも、そんな能天気な私を見て、心配してくれたのかもしれない……。旅行ノートの後ろの方には、旅先で出会った人たちの連絡先が書かれていて、彼女の名前と住所が最初に記されいます。なのに、その後何か連絡した記憶、なし。元気にしていらっしゃるかしら。名前で検索してみます。

<宿泊>
Diplomat hotel Praha

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21:15着の便だったので、この日だけ、日本でホテルを予約していきました。HISで、「プラハで予約できるホテルはここ1つだけ」と言われて決めたホテル。チェコがスロバキアから独立して3年くらいしか経っていない時期だったので、そんなものかな、と思っていました。旅行ノートには料金表も貼付されており、見ると、13,200円だった模様。間違いなく、この旅で最高値のホテルです! アルバムに部屋の写真(上の2枚)があったけれど、記憶と全然違う。もっと広く、ベッドの足元にも荷物を置く長椅子的なものがあったような。壁の右の絵が怖かったのは、記憶通り。

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<経費>
・ポストカード5枚、切手1枚(1ドル)、ペプシライト 1,000円(アムステルダムの空港にて)
・ポーターへのチップ 20チェココルナ

<両替>
・1万円トラベラーズチェック → 2020チェココルナ

<朝日カルチャーセンター新宿教室>
 ●4月4日(土)「ザヤックルール、リカバリーを極める」
 ●4月18日(土)「2019-20シーズンを振り返る」
 ●5月16日(土)「4回転ジャンプを、もっと知る」
 ●6月6日(土)「男子シングルの潮流を知る(1)」(旧採点時代から2009-10シーズンまで)



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