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番外編:瀬戸内海の島々

投稿を再開したところで早速番外編です(笑)。
私は香川県高松市の出身です。香川県といえば、最近は瀬戸内国際芸術祭で、海外からたくさんの方々が瀬戸内海の島々に建てられた/展示された建築作品およびアート作品を見にいらっしゃいます。
私も国内外のお客様をよくご案内します。当キャンベラ大学の建築コースの学生も、コロナ前までは毎年Japan Tourの一環として、瀬戸内の島々を訪れ、作品を鑑賞して学んでいました。今年、やっと、コロナ後初めて、学生たちをまたこの島々で引率することになりました。そこで、下見に行ってきました。私は何回も行っていますが、新しい作品が増えたりと、常に変化があるのがこの島々の特徴でもあり良いところでもあるので、毎年下見は重要なのです。

瀬戸内の島々といえば、この草間彌生さんのかぼちゃがある直島(なおしま)が一番有名かと思います。

Photo: Hitomi Nakanishi

しかし、今回は豊島(てしま)に行ってきました。1番のお目当ては豊島美術館。西沢立衛さんの設計です。

Photo:Hitomi Nakanishi

直島の地中美術館(安藤忠雄さん設計)もそうですが、地面と美術館が一体化している感じです。内部は内藤礼さんのアート作品を鑑賞できます(撮影は禁止)。
周りの棚田の風景も美しい。

Photo: Hitomi Nakanishi

豊島では電動自転車を借りて走りました。これが気持ち良くて。坂道を下りる時はジブリ映画の主人公になったような気分になれます(私の友人談、笑)。

Photo: Hitomi Nakanishi

下見中、学生に何を注視してもらうか、どうアドバイスするか、思いを巡らせました。この成果は12月に。

瀬戸内の島々、是非訪れてみてください。

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