読書記録:とにかく可視化:マインドも大事
夏休みの読書感想文その3だー!
Xで見かけて、即購入しました。(人の評価を見てから買うタイプ)
「とにかく」が手当たり次第ではなく、目的意識や相手のことを想うマインドを持ったうえで「可視化」するとうまくことが進むよ、という風に受け取りました。
耳が痛い現場の声に「わかる…」だらけ。自分から変えていかなきゃな…。
というわけで自分用に振り返りをしておきます。
📝会議設計(準備・進行)をする
人を集めて会議するということは、人数×時間分のコストを投資している。その分成果を出さないと多大なムダになってしまうので、会議設計をしっかり行う!
何のための会議で、何をするのか可視化する
アジェンダを事前に共有する
会議で決めるべきこと、会議を終えたときの状態(ゴール)を共有する
アジェンダの時間通りに進行することを心掛ける
私がよく定めてるゴールは「各参加者の次のアクションや宿題が明らかになる」です。ふんわり終わって「あれ、誰がやるんだっけ?」とならないことを目指しています。
何が行われて、交わされているのか可視化する
交わした言葉をメモして、認識のズレがないようにする
あいまいな言葉のまま進めない、はっきりさせる(大幅、とかじゃなく具体的な数字にする)
後で言った、言わないとならないようにする
会議後は議事録を共有するようにしています。議事録といっても、議題・決まったこと・次やることなどを箇条書きにしたものをチャットツールに貼ってるだけです。
決定権のある人が参加する
決めることがあって会議するので、決定権のある人が会議に参加し、意思を表明する
あとからごちゃごちゃ言わない
会議で発言しない人はいると思います。他の人が自分の思ったことを言ってくれてる、特に反論はない、会議の進行の中で考えがまとまらない、などなど。
「なんでいるの?」と言われる人たちは、そもそも決定権がない中参加してるのか、会議に興味がない様子が態度に出ているのかどっちなんだろう~。
準備が8・9割とよく聞くので、準備は本当に大事なんだと再認識します。
でも準備万端かどうかはその時にならないとわからなかったり(経験かな)、わかるとできるは違うから「よっしゃ準備のおかげでうまくいったぜ~!」となかなかならない…。
🙌心の矢印を外向きにする
矢印を外向きにするということは、相手に関心を持つということ。
相手の興味に関心を持つ→何したら喜ぶかわかる→成果が出る→喜ばれる、好かれる→自己重要感が満たされる→やる気が出る→相手の…
こうして外向きに行動していくと、GOODなループができる!
自分のことを考えてくれたんだという提案を受けると、その人のことを好きになります。そういう人には、また仕事を頼みたくなるものです。(わかる~)
逆に、自分の利益だけ考えた提案を押し付けられるとイヤですよね。
外向きにするには、BADループを自覚して、えいやっ!と気持ちを切り替える。ここは…気合いだ!
🔍ゴールの解像度を高くする
会議設計はするとして、その前に「大きな絵、理想の姿、最終ゴール」を共通で見えている状態にする。
例えば、他社から「採用サイトを作ってほしい」と言われて、言葉通りに作るでいいのかな?
「採用サイトを作る」ことがゴールじゃなくて、応募者を増やすことや、応募者のミスマッチを減らすことがゴールかも。そうすると、サイトをつくるには工数も費用もかかるので、手早くSNSやnoteで発信してみたり、求人媒体を変更してみることがいいかもしれない。
「応募者を増やす、応募者のミスマッチを減らす」という最終ゴールが見えているからこそ、そこに通じる道を各々が見出し提案できるかもしれない。
逆に解像度が低いまま依頼すると、望んでいないものが返ってきたりする。相手が良かれと思ってやってくれても望んでた成果が出なかったり、全然違うものだったり。
だから、最初にゴールを描いて共有しよう!それを要件定義に書いておく!
頼む相手の「外向きの矢印」に期待する部分もあるけど、自分の伝え不足だと反省しよう!相手のせいにしない!
📕読み終えて
仕事で「とにかく明確にする」ことを意識・実行してましたが、本に書いてあることをまさに実践している最中で、間違ってなかった!と少し自信になりました。
実践していることでも、本ではさらに深ぼっていたり、可視化以前にマインドについても言及されています。要望をかなえる技術的なハードスキルも必要だけど、相手の立場になる、気持ちを考えられるソフトスキルを培うことも大事。正直、日常でも察することって難しい…😓
どうしても相手のこと考えられないときは、輪から離れて、美味しいもの食べてリラックスして、自分を労わる。心に余白を作ってから、また矢印を外に向けていくことにしよう。
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