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【イベントレポ】興味・好意・信頼は広告で獲得可能か?〜MARPS 第6回講座まとめ

「売上の地図」の著者でいらっしゃる池田さんが主宰のマーケティングオンライン学習サービス「MARPS」。第6回に参加してきたので、イベントレポートとして学びをまとめました。


「愛はお金で買えない」

よく言われるフレーズではありますが、これはマーケティングでも言える、と主宰の池田さんは仰います。

確かに広告を出稿すれば、認知を得ることはできるでしょう。
ただし興味や好意、信頼は得られるかというと、そうではありません。
素通りされてしまいます。

  • アーンドメディア

  • シェアードメディア

が鍵を握ります。

【アーンドメディア】
アーンドメディアとは、有料広告ではなく生活者やメディア関係者など企業に直接関わりのない第三者が発信する媒体のことを指します。

https://prtimes.jp/magazine/earned-media/

【シェアードメディア】
シェアードメディアとは、Twitter・Facebook・Instagramなど投稿されたコンテンツがシェア可能なSNSのことを指します。

https://prtimes.jp/magazine/earned-media/


ブランドに対する消費者の態度の変化

ベースとなる考え方:カテゴリ分け
・認知的態度:良い/悪い
・感情的態度:好き/嫌い

昔(〜1990年代)は、認知的態度で購買行動が決められていた。
製品の質にあまりにも差があったため。

しかし今ではどの商品も質が高く、差別化が難しくなってしまった。

私たちは、感情的態度で商品を購入するようになった。

感情的態度(好き/嫌い)で選択肢を絞ったあと、認知的態度(良い/悪い)で決まる流れに変わってきた。

つまりマーケター視点で言い換えると、感情的態度(好き/嫌い)をコントロールさせる施策を検討し計画を立てるといい。(池田さんによると、意外と感情的態度をコントロールするような施策を実施している事例は少ないらしいです。)

ただ、消費者は驚くほど無関心であることは肝に銘じましょう。


消費者が無関心である証拠

  • Yahooニュースは毎日約8,000本の記事が上がっているらしいです。みなさんはYahooニュースのうち何本記事をご覧になっているか?

  • SNSでバズると必ずしも認知されるとは限りません。X(Twitter)でバズったツイートをまとめているbotアカウントなども存在しますが、そのうち皆さんはどのツイートをご覧になっているか?

無関心から興味を持ってもらう、というのはとてもハードルが高くなりました。


自分ごと化の壁

  • 他人ごと化

  • 世の中ごと化…マスメディア(ニュース・報道)が作っているもの
    だから「アーンドメディア」が大事です

  • 仲間ごと化…仲間はみんな知っている(SNSがその装置となっている)

  • 自分ごと化


まとめ

ブランドを選んでもらう、ということは現代においてはとても壁の高い行動になってしまいました。

情報が過多になってしまい、基本的に大量の情報から認知をしてもらうにもハードルが高いです。

そして人々は基本的に無関心ですので、いかに興味を惹きつけるのか?を考える必要が生まれてきました。

じゃあどうやって興味を惹きつけるのか?
「自分ごと化の壁」の章で書きましたように、まずは周りから設計をし自分ごと化していくように設計していくのです。



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