鹿児島県は地球を感じる場所だった
先日、初めて鹿児島県へ旅行をしました。
鹿児島県と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
私は桃鉄の影響からか、さつまいものイメージが強かったのですが、全く違う雰囲気を感じました。地球の大地を感じるような場所です。
桜島
私が行ったときは雨模様の天気で、青空と一緒に見ることはできませんでした。
しかし、桜島の麓の展望台を巡ると、桜島がいかに周りのまちに対して影響をもたらしたか?というのがよく分かります。
有村展望台
桜島のふもとの展望台「有村溶岩展望所」へ行くと、皆さんが教科書で見るような桜島を見ることができます。
ただ、この展望台に行くまでかなりゴツゴツした岩が並んでいて、まるでジェラシックパークにいるような感覚になります。
湯之平展望台
少し車で桜島の鹿児島市方面へ進み、山を登ると湯之平展望台につきます。
有村展望台と異なり、もうすこし桜島を近くで見ることができます。
桜島は1つの山のように見えますが、実は2つの山でできています。(「北岳」と「南岳」。)
写真からも少しお分かりいただけるかと思いますが、少し山頂がずれて見えるのが見えるでしょうか。
実はもともと1つの山だった桜島は、噴火活動によってもう1つ山ができ、風化や噴火を繰り返しながら今の形になっているそうです。
桜島と九州の大地のつなぎ目
桜島は一見島のように見えますが、実は九州本島と少しだけ連結しています。
その連結部分は噴火により流れ出した溶岩が積もってできたそうです。
車で一瞬通るような感じで意識しないと「ここが連結部分!」とは分からないのですが、アメリカとカナダの国境部分を渡ったような、そういう感動がありました。
「日本のナイアガラの滝」と「ジブリに出てきそうな場所」
日本のナイアガラの滝、曽木の滝
アメリカにある「ナイアガラの滝」に似たような滝です。
滝が何本もあるここ曽木の滝は、鹿児島市から熊本県側に車で約2時間走るとあります。
滝の音が大きく、気持ち大きな声でしゃべらないと隣の人と話しにくいです。
曽木発電所遺構
実は今回の旅の大きな目的であった場所です。
Instagramで探して、穴場の秘境というかたちで紹介されていました。
まるでジブリ映画に出てくるような雰囲気でした。
この発電所はもともと大正時代に建設されたものですが、もっと上流にあるダムの建設が決まった時点でお役目終了となったそうです。
大正時代にしては、ルネサンス様式をあしらった発電所として珍しい建築物だったようです。
私は6月に行ったので、一番水位が低い時期で建物の全体像が見えました。冬に行くと水位が増してしまい、水に埋もれた感じになります。
季節ごとに姿が変わるというのは面白いですね。
ほかにも、鹿児島は温泉で有名で、霧島温泉(鹿児島空港であれば鹿児島市よりも近い)もあります。
硫黄の臭いがすごくするので、硫黄・腐卵臭が苦手な人はあまりオススメしません。
ぜひ鹿児島へ行ってみてくださいね。
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