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私がNetflixにハマった理由 vol.4~「The Good Place」編~

これは、私が見て面白かったNetflixの作品を紹介するnoteです。過去の分も貼っておきます。


The Good Placeは、日々悩みを抱える全ての方にご覧頂きたいコメディドラマです。
アメリカンジョークが混ざりながらも、大事なことを教えてくれます。

※多少ネタバレが含まれるので、見たくない方はそっと閉じて下さい。


あらすじ

死後の世界の話です。
死後の世界で善人になるために「いい所」を目指すエレノア、チディ、ジェイソン、タハニの4人。

実はこの4人はそれぞれ性格に悪い所がありました。

エレノア: 下品な言葉ばかり使い、非合法なビジネスを行う会社に勤めていた女性。スーパーマーケットの前で元カレと言い争っていたところを、転がってきたカートの列に巻き込まれ、飛ばされ、ちょうどやってきたトラックにひかれて死ぬ。

チディ: 哲学の教授。幼い頃から優秀だが、優柔不断で長年周囲の人間を悩ます。友人と夕飯の場所を決めるのに迷っている最中、頭上から落ちてきたエアコンの下敷きになり死ぬ。

ジェイソン: 同じ時間に亡くなった修行僧と名前を間違えられる。本当は、売れないDJ兼ダンサー。強盗を図ろうとしたものの、計画の途中で窒息死。

タハニ: イギリスの上流階級の家に生まれる。しかし妹の才能が天才的で世の中の評価も得ていた。それをうけて両親から見放され、妹に対して嫉妬していた。とある展覧会で妹の作品の1つの銅像を引きずりおろそうとしたところ倒れ、下敷きになり死ぬ。

死後の世界の案内人・マイケルと、AI人間ジャネットと出会います。

マイケルの上司に、「いい所」に行くための計画を邪魔されます。
途中には、「いい所」と「悪い所」を判決する全知全能の判事にも目をつけられることになります。

彼らは人間のことをバカにしており、人間が生きている意味を信じていません。

「いい所」を探すための知恵を絞り、何度も記憶を消したり、そしてその度にエレノアたちが知る人間の良さを、マイケルとジャネットは知ります。

そして、あらゆる手段を使ってマイケルの上司や判事に働きかけ、エレノアたちを「いい所」に連れていけるよう説得します。

そこで判事はあらゆる試練を与えます。

失敗することも多々ありましたが、見過ごしていた判事。とうとう最後、人間の世界を抹消することを選択します。

しかし、4人の力とマイケル、ジャネットの力でいよいよ判事も納得することに。

死後の世界を、チディ中心にデザインし直すことに成功しました。


ハッピーゾンビと「いい所」

しかし、結局皆がたどり着いたのは、「いい所」。
死ぬ前にやりたかったことが叶う場所。

ただし、「いい所」にいる人たちに話を聞いてみるとどうやら違和感があります。

そう、彼らは完璧な環境に慣れすぎたため、脳ミソが溶けて言葉も不明瞭なところがあるし、なんだか感覚がおかしいのです。

そこでエレノアは、自分が最初に死後の世界に降り立ったときにマイケルに言った言葉を思い出します。

人間は死を意識しているから、いつも少しだけ悲しい。
だからこそ、生きている意味が生まれる。

「いい所」にいる人たちに、生きる意味を見つけてもらうため、「いい所」から解放することを選択します。

その後どうなったのかは、ぜひご覧下さい。


人間が日々生きているわけ

人間は死んだあと、どこに行くのか。

私も誰かの訃報を聞くと考えることがあります。

犯罪歴がなければ皆天国に行けるのかな、とか、犯罪ではなくても誰かを傷つけていたら地獄なのかな、とか。

このドラマの最後の方、「いい所」にいるハッピーゾンビと対照的に、

人間は死を意識しているから、いつも少しだけ悲しい。
だからこそ、生きている意味が生まれる。

という言葉は、私たちが日々生きている意味を考えさせられる言葉です。

「死」というのは、生きている人間からすれば誰にでもいつかは訪れる出来事ですが、誰もいつ死ぬか分かりません。人間はいつも「死」と隣り合わせです。

だからこそ、日々を一生懸命生きています。

時には友だち、パートナー、家族と喧嘩することもあるでしょう。
時には仕事が上手くいかない日々が続くこともあるでしょう。
時には何もすることがなくてつまらない日もあるでしょう。

私たちが明日を迎えられるのが奇跡的な出来事かもしれません。

そう考えると、日々の悩みが小さなものに思えてきますね。

そして、人間だからできることに気づかされます。

友だちと喜びや悲しみを分かち合ったり、
愛情を確かめあったり。
涙したり、笑い合ったり。

皆さんは周りの方に自分の思いを伝えていますか?


ぜひ見てみて下さいね!
そして、他におすすめのNetflixがありましたら、コメントもしくはTwitterまでご連絡ください!

Twitter: @ichito0123


読んで下さった皆様の背中を押せるようなコンテンツを発信し続けます。ありがとうございます。