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SNSで信頼を構築〜#noteとTwitter イベントレポ

11/29(火)に開催されたnoteイベント「#noteとTwitter」のイベントレポです。今回は、「観察力の鍛え方」の著者・編集者の佐渡島庸平さんの話です。

私自身、今勤めている企業のSNSアカウント運用者でもあるので、またヒントが増えた回でした(というより、私の方針は間違っていないよな、という再確認)。


「フォロワーを増やそうとはしていない」

フォロワーを増やすための情報発信ではなく、自身と同じ立場(理解をしてくれる人)と繋がれたらいい、という考え方という佐渡島さん。

僕の情報(YouTubeなど)を検索してくれてくれた人の方が、僕との相性もいいし、すごく理解をしてくれている


フォロワー時代の終焉とコミュニティの盛り上がり

こちらの江藤さんのnoteにも書かれていた通り、私もそろそろフォロー/フォロワーの時代は終わりを迎えると思います。

少人数でもわちゃわちゃしていることで、ヒット感が生まれる

徳力さん

という徳力さんの解釈の言葉で、フォロワー数の終焉と、コミュニティから生まれる流行りというかムーブメントが生まれることが、何となくつながった気がしました。

実際、(これを実証しているのか)佐渡島さんが代表を務めるコルクで、「コルクラボ専科」というサイトを立ち上げたそうです。

アカウントの中で1,000いいね集まっているものを、サクッとみれるサイトが欲しい。それをメディア向けに解放しており、メディアの担当者がソートしてインタビューする人を決めてもらっている。

佐渡島さん

このスクールを「教わる場」ではなく、「互いに磨き合う場」としているのです。

こうした、不特定多数に届けるのではなく、特定の人数の中でコミュニティを作り、共通の話題で盛り上がる風潮というのを最近感じます。


だからバズるを目指すというのは方向がずれていると思います。


信頼がプライスレスの価値

↑佐渡島さんがチラッと仰ってました。

こうした流れと、あと私たちユーザーは、いかにもバズを狙っているものについては選別できる力を養ってきているように思います。

ツイート1つの投稿ではなく、ツイートの流れ/文脈であったり、過去のツイートを見ながら「これは信頼してもいいツイートだな」と判断してフォローすること、ありませんか。

これがSNSの良さでもあり、広告にはできなくてSNSであるからできることだと私は思います。
長く蓄積されて構築されたものは、企業の資産にもなり、企業の価値になります。
※実際に体現されている企業さんたちの事例をこちらのnoteにまとめました。

そう、私が今仕事で課されているミッションの1つに、勤め先の新たな価値の創出という点があったのを思い出しました。


果たして、バズることで(長期的に見て)企業の価値になるのでしょうか。
もし、上司に説得ができないと悩んでいらっしゃる担当の方がいらっしゃれば、ぜひ「信頼」という点においてどうお考えなのか、聞いてみた方がいいかもしれないですね。



合わせて読みたい

企業と消費者(ユーザー)のコミュニケーションの話題も上がっていました。関連することを考えていたnoteです。

佐渡島さんの「観察力の鍛え方」の読書感想文noteも書きました。


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