#6 がんのことを親に伝える ~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~
着々と検査が進む中、気になっていたことが1つ。
それは、親にどう伝えるか、いや伝えるべきなのかも含め悩みました・・・
というのも、胸のしこりを見つけた時に旦那さんに
「しこりを見つけたから病院で診てもらう」と伝えたら
まだがんと確定していない段階でも落ち込んでしまったから
がんということを、ましてや高齢の親に伝えたらどうなるのか…
落ち込んでしまわないかと悩みました
いっそ伝えないまま治療してしまおうかとも考えましたが
それはそれで、後で知ったら余計に落ち込むやろうなぁ
姉とも相談しました
「どうしよ…きっと落ち込むやんなぁ」
姉「そやな、伝え方考えなあかんかもな」と
※実はこのタイミングで、姉も早期の大腸がんが見つかるという~
姉妹揃って大変な状態。
でも、お互い「伝える」ことにしました
親は強し
実家に行き、ここまでの経緯と検査中であることを伝えます
「え・・・」とびっくりするかと思いきや
「そうなんや~おばあちゃんも子宮筋腫と乳がん手術したし、あんたも
子宮筋腫の手術してるから、乳がんにも気をつけなあかんよなぁ~と思ってたわ」と。
遺伝的なこととかは調べていないので何とも言えないですが
母的には「気をつけないと何かあるんちゃうか」とずっと思っていたそうです。
「見つかってよかったやん。ちゃんと治しや」と。
そして、その横でうんうんと頷く父。
「困ったことがあればいつでも手伝うから、無理せんとちゃんと言いや~」と。
そして最後に「姉妹2人しておんなじ時期にがんって、もう!」と嘆いておりました。
しかし親は強し、です。
そして有り難い。
伝える時はドキドキしたけれど、ちゃんと伝えることができてよかったと思いました。
がんになったことは決して嬉しいことではないけれど
がんになって私は「自分にとって大切なものは何か?」ということをよく考えるようになりました。
今まで仕事が忙しいことを理由に、好き勝手に生きてきたけど、これからはちゃんと親孝行しようと思ったのもひとつ。人生は有限なんですよね
親も私も。それを、忙しいときは「分かったつもり」になっていて忘れてたなと。
乳がんの治療をして、ちゃんと元気になって、家族ともっと笑って過ごす時間を増やすことも親孝行の一つなんですよね。
さて、親にもきちんと伝えたし
あとは「検査結果と治療方針」を聞くのみです!
(いろいろ不安材料はあるけれど・・・)
お読みいただきありがとうございます
これまでの経緯について以下もお読みいただけると嬉しいです
しこり発見!から乳がん告知まで Part1
しこり発見!から乳がん告知まで Part2
しこり発見!から乳がん告知まで Part3
前途多難な検査の日々
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