hitokopopo

デトロイトに14年。フロリダ2年目🏝☀️

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最近の記事

フロリダ、夏の風物詩

今日は夏至。赤道直下のガラパゴス諸島では一年中昼と夜の長さが一定しているのかな。 フロリダでは短い春が終わると暑さと湿気で朝も9時ごろには既に暑く、陽が落ちても(日没は8時過ぎ)余り気温が下がらない。夏は雨季で、雨が降ると湿気も落ち着いて暑さも緩むけれど、雨の降らない日が続くと湿度と暑さで外にいるだけで暑くてクラクラする。これから昼の時間が短くなり始めるとは言え夏はまだまだ続く。今がピークだとは思えない。 暑さと湿気に加えてサンダーストームにハリケーン、海も荒れて砂が巻き

    • 使わなければ日本語だって忘れる

      言葉と言うのは最初は意味が分からなくても音にだんだん慣れてきて、その時々の状況と組み合わさってだんだん理解していくものなので、どういった環境で暮らしているか。で随分認識が変わってくる。 知っている曲に反応する様に聴き慣れた音を理解、認識しやすくなるし、状況は住んでいる環境によって意味が変わる(常識や天候、衣食住)ので例えば英語、と言っても住んでいる国や地域、周りにいる人間関係で変わってくる。 日本語に触れる機会が少なくなれば、やはり日本人でも日本語が怪しくなってくる。こう

      • ボババと臨死体験

        ボババと名乗るご近所の野菜スタンドを少し大きくしたようなマーケットに週2日くらいでお店に立っていた彼がある日、長く伸ばしていたドレッドヘアをバッサリと切っていた。 「ノースキャロライナの両親の家に引っ越してIT系の企業に入って10年くらい働いてしっかりお金を貯めて土地と家を買うんだ。」 そうかぁボババ(インドの僧からとった名前だと思う)を辞めて企業戦士になるのかぁ。寂しくなるけど楽しんできてね。と話しながら何かの拍子に彼の最近の発明の話になった。色々なアイデアをポンポンと

        • 自由も不自由も自分で呼ぶ事が出来る

          自由な時と不自由な時は急にやってくる。シェフの仕事への疑問と離婚後に初めて過去を振り返ってみて本当にあれで良かったのかな?と人生初の後悔のような気持ちを体験。遠い未来も考えられないけれど過去を見つめるのも苦手な私。振り返ってみると随分横暴に生きてきたように思える。シェフとして上に立つ立場も好きで料理をしてきたとは言えやはりきちんとトレーニングされたわけでもなく、飲食店で働くのもジュースバーが初めてだったし完全な経験不足。周りの子は皆学生の頃からレストランでバイトをしたりしてき

        フロリダ、夏の風物詩

          少しずつ自由になる

          私にとって社会に出るということは自由になるということだった。 でも狭いご近所での子供社会も学校でのクラスメートや先生との付き合いも親兄弟との狭い家の中での世界も全部卒業して一人で暮らし始めても実際にはそこまで自由だ!とは思えなかった。 疑問にすらならないくらい理解できない家族や学校と言うシステムから抜け出して少し楽にはなったんだけど。 しかし通勤電車で何故か毎日のようにあう痴漢や合いそうで合わない仕事と職場。またあのよく分からない不自由な感じ。不快感を感じていた時にずっ

          少しずつ自由になる

          老人パラダイス☀️フロリダ

          ミシガン州の冬は長い。10月の中頃から雪がちらつき始め4月になって暖かい日が来ても次の日は寒くなるかも知れないので油断ならない。氷点下が当たり前で積もった雪は次第に汚れた塊と化し殆どの州がそうだが車社会のミシガン州では冬の移動は危険極まりないが慣れている住民はかなりの速度で走って行く。 ロックンロールとテクノとジャズ、アーティストだのバンドマンだのDJだのと名乗る若者と夢を追いかけ続ける中年とカジノのあるグリークタウン、メキシカンタウン、郊外に行けば東南アジア系のお店の連な

          老人パラダイス☀️フロリダ

          何でお金は無くならないんだろう

          コロナの助成金で物凄い額のお金がばら撒かれている。デジタルのただの数字でしか無い架空のお金と黙々と印刷され続ける紙のお金。世界中の国や企業が赤字なのに流通世界は回っていてどこからともなくやってきたお金が何処かに消えていく。私が今日買ってきたお昼ご飯に払ったお金もそんな空虚な存在だ。お金は確かに目の前にはあるけどないものと同じ。でもご飯は買える。何でなんだろう。 もしもお金がこの世のシステムから無くなったら、お金という概念が無くなったら、どんな事が起こるのだろう?どんな世界に

          何でお金は無くならないんだろう

          わんこ先生

          小学1年生の夏休みに一駅離れた山の上に買った家に引っ越すまで住んでいた土壁、土間、縁側のある一軒家の社宅に住んでいた。多分ご近所さんの住んでいた家も社宅だったのだろうと思うけれどお向かいのお姉さん(名前は知らない。多分、若夫婦だったのだと思うが)の家には我が家には無い掘り炬燵があって、よく勝手に上がっては遊んでもらっていた。 お隣の老夫婦は裏庭に立派な菜園を作って汲み取り式だったトイレから肥料をとって撒いていたのを覚えている。「まる」という名前の雑種の中型犬を飼っていて、ま

          わんこ先生

          こんな日もある

          うわっ!という夢を見た。兄と父と母のいる食事風景。朝ごはんをそれぞれ用意して食べようとしている所。 私はオレンジを絞ろうとしている。兄が隣で自分のご飯の用意をし始める。父が何か口出しする。やっとオレンジジュースを絞り終えてテーブルに着くと私のコップが無い。何故かテーブルの下に割れて置かれている。 父と口論。兄も何か口出しする。母も何か言っている。私は苛立ちを抑えられず台所に行き包丁を手に取り自分の胸に突き刺す。目が覚める。 うーん。私ってやっぱり怖いやつだなぁ…。昔から

          こんな日もある