こんな日もある

うわっ!という夢を見た。兄と父と母のいる食事風景。朝ごはんをそれぞれ用意して食べようとしている所。

私はオレンジを絞ろうとしている。兄が隣で自分のご飯の用意をし始める。父が何か口出しする。やっとオレンジジュースを絞り終えてテーブルに着くと私のコップが無い。何故かテーブルの下に割れて置かれている。

父と口論。兄も何か口出しする。母も何か言っている。私は苛立ちを抑えられず台所に行き包丁を手に取り自分の胸に突き刺す。目が覚める。

うーん。私ってやっぱり怖いやつだなぁ…。昔から性格の悪いところが有るしイライラするとどう抑えていいのか分からずにドアを強く閉めるとかしてエネルギーを拡散/発散する事で何とか前に進める。

不安や不満は子供の頃に比べたら全くもって浄化されました!な日々が殆どなのにやっぱり何処かにくすぶっている。持って生まれた物だから消える事は無いのかもしれない。

私の中には何人かの私が住んでいる。普段は大人しくしていて存在すら忘れているのに不意に物凄い突撃を繰り出してくる「うわっなんだこれ」さん。急な攻撃に吃驚して心は乱れ、身体は強張り、どうやってかわせばいいのか分からない。何とかして繰り出される攻撃を止めるべく声を張り上げて静止を求める。何かを投げて感情の流れを食い止める。………夢でしたように自分を殺していき場所のない感情を解放した事はまだ無いけれど、夢に見るということはそれも一つの選択肢なのだろうか。まぁ確かにそれもありだけど。

東京、九州、横浜、川崎と父親の転勤と社宅の移動に伴って6年おきくらいで引越しを繰り返した。専門学校を卒業して東京で一人暮らしを始めてからアメリカに引っ越す前の数ヶ月と福島の原発事故の起きる少し前に2週間くらい帰国していた時と昨年7年ぶりに1ヶ月の帰国を除いて長い時間を両親と過ごした事はない。兄も随分前から一人暮らしで家を出ていたから家族が揃って同じ家にいたのは一体いつだったか…。

14年住んだデトロイトを離れてフロリダに越してきてから2度目の夏を迎えようとしている。





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