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子どもが成長するということ Vol.1

2022年にスタートした講座準備中に書いた記事です。
シリーズになっています。


準備中に

私の中に息子との事が沸々と浮かんできたのでそれを書いていきました。

私には子供が産まれる前から決めていた事があった


それは母親ではなくお姉さんになる!

その昔みたテレビドラマの母子家庭の家族の姿が理想だった。

母親らしくないお母さんに代わって子供がしっかりしていた。

お母さんを名前で呼んでまるで家族全体が一丸となって生活していた。

実際、周りに親が何処か抜けている方が、

子どもがしっかりしているなあと感じる家族もいたからかもしれない。

元々ボケの私だから、絶対私も子どもに上から目線で接しない

対等なきょうだいの関係でありたかった。

子どもは自分で生きて行く力があるはずだから、

親らしく接する必要はない。自分でちゃんと学ぶはず

と信じていた。


こどもが小学校に入るまでは、

そんな想いのまま子どもとは接しられていたと思う。

でも、学校へ行く年齢になったら、

周りからのプレッシャーがある環境になり、

段々と目指した形とは少しずつ異なってしまった。

それでもなんとか姉弟のような関係でいようと努力はした。


そのうち子どもは大きくなり、どんどん色んなことが分かるようなり

9歳か10歳の頃には

一緒に笑い同じ音楽を聴いて一緒に歌う幸せな時間に

このまま大きくならないで欲しい~と真剣に思ったのを覚えている。


ただ、現代のほとんどの親が陥るゲームバトルは避けられなかった。

9歳の頃に息子がDSを手に入れてからは

ゲームタイムをコントロールするせずにいられない自分がいた。


でも、息子は基本的にはとってもいい子だった。

私がそれまで、コントロールする親ではなかったからなのかもしれない。

いや、もしかしたら、いい子なのをいい事に

コントロールのつもりがなくても、

言う事を聞かせていたのかもしれないと、今考えると思えてもくる。

思春期辺りになった頃には、自分の意思が強くなって来た。

そして、それはある日突然やってきた。


忘れもしないある土曜日の朝の事

いつものように日本語補習校へ連れていくために起こしに行ったら

「行きたくない」ではなく

「行かないよ!」と言われた。

それは、本当は突然ではなく、自然な事で必然だったのだけど

私には受け入れがたいことだった。

そこに来るまで、

子どもの脳は刻々と変化し

知能も発達していたのだから突然ではない。

それを分かっていなかった私は息子とバトルを繰り広げ

なりたくなかった上から目線の親になってしまったのだった。

そんな自分が嫌になり

このまま、親子関係は崩れていくのかと心の底で嘆いていた。

そして変わってしまった息子とどう接していいのか

相談する人もなく遠方にくれていた。

そんな時に出会ったのが

ポジティブ心理学の

ポジティブペアレンティング講座だった。

つづく。。。






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