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掃除がくれた「臨時収入」って何だったんだろうかと考える

こんにちは、高塚アカネです。

私は生来掃除好きだったような気がするのですが、それに火がついたのは15年くらい前にさかのぼります。

本が大好きで、雑多に本を読みあさる中、出てき始めた「トイレの神様」系の本。

タイトルや内容は、少しあいまいになってしまったものもありますが、

・掃除をすると運気が上がる
・そうじ力(で~~を変える)
・トイレ掃除を素手で実践すると~~~

イエローハットの社長様の話であったり、ビートたけしさんの本であったり、掃除(特にトイレ)をすると、○○だよ!…という教えをする本がにわかヒットし、多数出ていた記憶です。

その、○○の部分はいろんな表現があったと思います。

人生 を変える
運気 を上げる

上記が定番だった気がしますが、もっとピンポイントに言われていたのが、小林正観さんの、「臨時収入を得られる」…という説です。

そわかの法則

当時は社会人になりたて…とはいっても?かな?26歳・27歳くらいだったと記憶しているのですが、古本屋さんで、いろんな書籍を買いあさるなかで、「そわかの法則」という本を手にしました。

そわか=掃除・笑い・感謝、と覚えてください!!(※けして回し者ではありません(;'∀'))

母の足が悪く、その当時が一番ひどくて…入院をしたり、病院に母を送り迎えしたり、と、介護・介助が本格的になっていきました。

その頃、私はすでに一人暮らしをしていて、実家には休日に帰ってくる、今のようなスタイルをしていたのですが、いまも覚えてます。

実家に帰るたび、トイレがすっごく、におうんです。

このころ、実家をリフォームしているんですが、母はいうには…ですが、新しいトイレはそんなに掃除しなくてもキレイが維持される、抗菌の壁と高性能なトイレにしたから、大丈夫だと。

そして昔こそ母は「潔癖症」か、くらい掃除に明け暮れていたんですが、具合が悪くなり、トイレ掃除も、風呂掃除も、一切をしなくなりました。

母とは腹を割って話したことはないのですが、この時に、母は何かをあきらめたのか…。足の悪さにできないものはできない、としたのか、「実は(母本人は)掃除がそんなに好きではないのだ」…と気づいたか…?

私自身一人暮らしをしていたので気づかなかったも、何か静かに始まった母の暮らしの崩壊に、「ん?このトイレ、まずいんじゃないか?」…と思ってしまったが最後、私の人生のおける「休日実家そうじまつり」が始まりました。

臭うトイレはすぐに改善をした…も

私がある休日に帰宅し、「臭う」と思ったトイレは、すぐに手入れをすることになりました。

私の掃除ルールは、ぞうきん1枚に、なんらかの精油をいれたアルコールスプレーを拭いて、壁~トイレを拭いた後に、トイレ内をドメスト、という感じで、簡単(すっごく狭いので…(;'∀'))なものです。

そのときの臭いの発生源は、どうやら「壁」だったらしく、壁を拭いて、天井も軽くクイックルワイパーをかけましたらば、もともと発生源といっても狭いものな範囲だったためか、すぐに臭いはとれて、改善される運びとなりました。

結果として、我が実家はそのときには、臭いがとれてよかった!(めでたしめでたし)…だったのですけども、理解をしたのは、「もう母は、掃除をしないだろうこと(できない・しゃがむことができない、という事情も含めます」と、「外注はしないだろうな(;'∀')<つまりは要員は私なんだろうな」…という、ふくざつだ。…なんでしょうね。

家族の中でゴキブリ退治ができる人が1人しかいない、みたいな…?(;'∀')

気付いたときにだれかやればよいが、それができるのが1人、みたいな家族間のスタイルが、出来上がった気がします。

打算がありまして

そういう背景はあったも、私が過去15年以上にわたり実家の掃除を続けているのは、もちろん冒頭に紹介した、「そわかの法則」を読んで感銘を受けたことによる、打算です(;'∀')。

トイレ掃除を続けているときっといいことがあるんだろう。

そのような「陰ながらのメリット」を、疑うことなくここまで来てしまいまして、今もこんこんと継続中です。

15年続けています。では、良いことはあったか。

そんな風にふと考えることはあるんですが、もちろん、イエローハットの社長になれたわけでも、稀代の芸人になれたわけでもない…。

正直、いいことはなかったんじゃないか?…とも、思ったりすることがあるのですが、最近これまたyoutubeで、良いことを聞きました。

※眠る直前だったので、誰の動画だったかがわからないのですが!!(;'∀')

「その間、「なかった」ことに注目できると、次元がかわりますよ」

そう、「なかったこと」。私自身「あったかどうか(社長になったか、芸人になったか、など)」に注目していたんですが、「なかった」ことは山ほど、ありました。

①母はその後、膠着状態で足は悪いが、歩けてます
②父は健在です
③私自身が大病をしたんですが、なんだか首の皮で後遺症などがありません。

このように、書き上げてみますと…

なかったことが臨時収入な気がする

私のトイレ掃除はきっと、打算的だったので(;'∀')、「起こることを避けるほどのパワー」はなさそうです(笑)。

ただ、起こってはしまったけども、イイ感じに生きている。

こういうのも、トイレ掃除の臨時収入、なのかな?

そう思うと、排便というものがなかったことにされるすばらしきトイレのシステムに、悪い運気も流されていったような気がしたのでした。

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トイレはきれいだと、テンションがあがるよ。

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