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いつものインスタントコーヒーをレベルアップさせる方法3選

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いつでも好きな場所で美味しいコーヒーが楽しめるよう、コーヒーの豆知識をご紹介するページです。

いつもの一杯が「とっておきの一杯」になりますように。

では、まいりましょう。



コロナウイルスが感染拡大以降「自宅でコーヒーを飲む回数が増えた」という人は多いのではないでしょうか。

家事や子育ての合間はもちろん、オンライン授業や在宅ワークにも「ひと休み」は欠かせません。

●上手に気分転換したい
●素早くオンオフを切り替えたい 
こんなときは、美味しいコーヒーが飲みたくなりますね。

そこで、本日はインスタントコーヒーについて解説いたします。

すぐに実践できる「美味しいインスタントコーヒーを作るポイント」を三つご紹介しましょう。

一つ目のポイントは「分量通りに作る」。
インスタントコーヒーの瓶や袋に表示されている「分量」を確認して作りましょう。

なぜなら、メーカーによって「湯の分量」が異なるからです。

現在販売されているインスタントコーヒーのほとんどが「粉2g、湯140ml」と表示されています。ところが、中には「湯180ml」など、湯量が異なる商品もあるのです。

「インスタントコーヒーの作り方って、どれも同じだよね」と決めつけるのは危険。

まずは分量通りに作り、コーヒーが持つ香りや味わいを感じましょう。
その後、お好みで調節するとよいでしょう。

では、なぜ分量を守ると、美味しいインスタントコーヒーが作れるのでしょうか。答えは、インスタントコーヒーの製造方法にあります。

実は、インスタントコーヒーは、抽出したコーヒー液から水分を除去したものだからです。

インスタントコーヒーの主な製造方法は、二種類あります。高温で乾燥させる「スプレードライ方式」と、零下40度で凍結させる「フリーズドライ方式」。どちらも、コーヒーの美味しさはそのまま残して、水分だけを除去しています。

その後、私たちがインスタントコーヒーを作るときに「除去した水分」を再び入れて、元のコーヒー液へ戻しているのです。

このとき、除去した水分量よりも多い湯量を加えてしまうと、味わいは薄くなるでしょう。また、湯量が少ないと味わいは濃くなり、飲みにくさを感じる可能性があります。

指定の分量を守ると、元の美味しいコーヒーへ戻せるのです。

インスタントコーヒーを作るときは、ぜひ分量を確認してくださいね。

二つ目のポイントは「湿気を防ぐ」。

インスタントコーヒーは、湿気が苦手です。なぜなら、インスタントコーヒーは簡単に湯で溶かせるように作られているからです。

そのため、湿気や水分を吸収しやすくなっています。インスタントコーヒーの粉が水分を含むと、せっかく閉じ込めた風味が溶けだしてしまいますから、もったいないですね。

インスタントコーヒーは、湿気の少ない場所で保管しましょう。

他にも
●保存容器の中へ、ぬれたスプーンを入れない
●蓋はしっかりと閉める
●中のフィルターは、全て剥がす
●開封後は、なるべく早めに飲む
などに気をつけてくださいね。

インスタントコーヒーを湿気からしっかり守って、コーヒーの美味しさを長持ちさせましょう。

三つ目のポイントは「カップを温める」。
コーヒーを飲みたくなったら、まずはカップへ湯を注ぎましょう。カップ全体をよく温めてから、一度湯を捨てます。

その後、インスタントコーヒーの粉を入れ、指定量の湯を注いでコーヒーを作りましょう。

なぜなら、コーヒーの香味を引き出す温度は、体温+25℃。 つまり60~70℃くらいだからです。

「事前にカップを温める」このひと手間で、コーヒーが冷めにくくなり、いつもより香味が引き立ちます。
ぜひ取り入れてくださいね。


※こちらのページでも解説しております
https://note.com/hitoe_13/n/n3f98717b6875



「美味しいインスタントコーヒーを作るポイント」は、いかがでしたか。コーヒーブレイクが欠かせない皆さまのお役に立てたなら、うれしく思います。

インスタントコーヒーの最大の魅力は「簡単・手軽」であること。お湯さえあれば、美味しいコーヒーがすぐに味わえます。

また、ステックタイプの登場により、種類が豊富になりました。世界各国のコーヒーを気軽に楽しめるインスタントコーヒーは、とても魅力的ですね。

自宅で過ごす時間が増えた私たちにとって、インスタントコーヒーはますます大きな存在になっていくでしょう。

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