1年前、君はこんなに小さかった
富士フイルムの『生後半年までならフォトブック無料キャンペーン』を使おうと思い、ここ数日で写真整理をしている。
（ちなみに、やってみて気づいたけど『リクルートIDの作成』『ゼクシィbabyメルマガ登録』『イヤーアルバム作成専用ソフトのダウンロード』『富士フイルムメンバーズ会員登録』が必要になるので地味にクソめんどくさかったSHIT）
（それでも3000円浮くの大きいな！って思う人なら、対象の方、オススメしときますぞ）
折角だから半年ギリギリまで待ってから、と思った結果、マジでギリギリになってしまった。
そして結果、案の定というか、とても無料キャンペーンの枠には収まらない膨大な量の写真と向き合う羽目になっている。
んー、まぁ予想はしていた！どうせプラス料金払ってページ数マシマシで作ることになるんだわかってた！富士フイルムのハードカバーフォトブックはマジのマジで良いものだからオススメだよみんな！！（ソフトカバーでも全然好きだけど、ハードカバーは満足感やばいぜ！）
後まぁ、こういう機会でもないとなかなか「よし、写真整理しよ！」ってならないので、そのへんチャンスだと思うことにする。
僅か半年でこのザマなので、これ以上放置してたら、いっそ育休も終了の頃にまでなってたらもう目も当てられなかったことだろう。
特に、スキャンデータを残さねば残さねばと思いながらずっと放置してた『エコー写真』。これを自宅のスキャナで1枚1枚スキャンしていく、それをやる気になっただけでも個人的には相当に大きい。
あぁ、それにしても懐かしいな。
スタート、この『点』みたいなところなんだよね。正直エコー写真はある程度小さい頃（胎児にその言い回しもどうかと思うけれど）の方が楽しいと思う。翌回との大きさの差が出やすいし、1枚のエコー写真に全身が映るので、どこを見てるか分かりやすい。
丁度去年の11月に撮ったエコーに、ものすごく感動したんだよね。まだ目も鼻もわからないレベルながら、頭と胴と手足とがちゃんとあって、デッサン人形程度にはしっかり『ヒト！』っていう形の子がそこにいて。しかもちゃんと動く。記録は僅か13週と5日。身長は7cm。でも、ヒト。
うわ、生きてる。間違いなく『ヒト』が中にいる。すげぇー。
ある程度大きくなった写真も面白いんだけど、今見ても「いやこれどこ写した？？？」みたいの、何枚かあるんだよね。いやまぁ、大きくなった上で顔が結構ハッキリ写ってくれると、それはそれでめちゃめちゃ嬉しいんだけど。
顔がハッキリ映ってるとはいえ、デスマスクみたいなエコー写真を貰っても、当時は「顔がわかる……ような、わからんような……」っていう感じだった。ただ、実際に娘が生まれてから当時の写真を見ると「うわーーーすごいよく撮れてる！なるほど娘の顔がこうなら、エコーこうなるわ！」ってめちゃめちゃ感心してしまう。
いやぁ、今の技術すごいな。
丁度あれから1年だなぁと思って、そのまま本人に持たせた写真を撮ってみた。
うわ、エモ。
大きく……大きくなったねぇ……(しみじみ)。
まぁ、胎児からの大きさ比較は極端な進化だとしても、娘が体外に世界進出してからの写真もめざましい変化の道を遂げている。
生まれた当初、こんな……えっ、こんなだった……？？？顔違……手足の頼りなさ、やばぁ……でもこれが私の腹にいて、股をくぐって出てきたって思うと嘘でしょでけぇってなる……えぇー、よくあんな狭いところを抜けて来れましたね……？？？
1ヶ月、2ヶ月と経過するごとに顔が違う気がする。お肌も最初の頃のカサカサ感とか赤い湿疹感とかすごいな……当時全然気にならなかったのに、今見るとすごく目につく。
なんだかんだ、親ばかフィルターが働いてたんだろなぁ。でも今見てもかわいいよ。
良い表情、たくさんしてるなぁ。
あぁ、これはあの時の。これはこの時の。思い出すことが沢山あって泣きそう。そりゃ結婚式で、親も泣くわ。半年でこれなのに、20年とか30年とか無理でしょもう。
はー、たった半年とはいえ、人生楽しんで頂けてますかね。幸せだと思ってもらえてますかねぇ。
カメラがある時代で本当によかったと思う。
これからも、君の素敵な一瞬を沢山収めていきたい。
さて、選抜しても270枚もある候補、どうやって絞り込もうかな。
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