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2020年オンライン講演会「探究チャンネル」を行いました。

ここで記事にしたいことは2つ

-オンライン講演会「探究チャンネル」とは
-オンラインで講演会を行っての気付きについて

オンライン講演会「探究チャンネル」とは

長崎東高1年生が参加するオンライン講演会
県内外で活躍されている大人(大学生)に、それぞれの専門分野について講演をしてもらい生徒の視野を広げる。このあと始める課題研究のヒントにすることが目的。1講座30分~45分。7月30日(木)~8月7日(金)の平日、学校の放課後に実施。オンラインのソフトは基本Teamsを使用。

長崎東高では、2020年度1学期が終わりました。東高では、総合的な探究の時間で、社会探究型課題研究を行なっており、5月と6月で「内向きの問い」を考えてきました。

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7月から夏の間は最初の「外向きの問い」ということで課題研究のテーマ、問い、仮説(東高では3つ合わせて『問い立て』と言っています)を考えてきました。

【総探】20200701

「問い立て」のヒントになるよう毎年フィールドワークに出ているのですが、今年はコロナ禍でフィールドワークが難しく、10人単位で受け入れてくれる施設がありません。しかも、授業時間確保のため8月7日(実際は5日)まで授業がある関係で外に出て行く時間もないということで、オンラインで講演をしてもらおうということになりました。生徒は放課後すぐに学校の3密にならないように広い部屋で講演を聴きます。講師の先生は、それぞれの場所から話をしてもらいます。部活動のことや時間のこともあり1講座30分~45分で設定しました。そういう話になったのが7月上旬で時間がない関係で、知り合いにお願いをしていきました。大学の先生や大企業のビジネスマン、地域で活躍されてる方など分野を幅広く、SDGsに絡めながら選びお願いをしていきました。総勢21名の講師が集まってくださいました。

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オンライン講演会を行っての気付き

メリット
・準備の手軽さ(講師の先生にはお時間を作っていただいていますが)
・移動など時短になる
・交通費などがかからない
・時間や場所を気にしなくてよいので声をかけやすい
・学校で普段出会うことのできない大人に出会える

デメリット
・緊張感に欠ける(場合がある)
・その場でしか得られない臨場感に欠ける
・通信の状況にドキドキする
・今回は30分程度だったので短かったなと思う講座もあり

生徒は基本的に選択をして、参加したい講座を選んでることと、時間が30分程度と短めなので、集中はしていました。今回は短期決戦だったので、集中力を発揮できるようにこのようなカタチにしました。また、部活動の関係で時間がここしかないとれないという生徒や、どの講座を選択してよいか決めきれない生徒は機械的に選択をしました。この生徒達もアンケートの結果では好評で、普段見られない世界を知ることができたという意見も多くありました。これからは、こちらが狙っていた部分でしたが、そうでない部分の方が圧倒的に多かったです。こちらとしてもやってみて気付くわけだからとにかくやってみるというプロトタイプ思考は大事だなと思いました。

ここからは、これから始まる課題研究について進めていく中でまだまだここでつながった大人の人たちには協力してもらいます。お互いにエンゲージメントを高めにすることでお互い得られるものがあるからです。片方だけwinになる仕組みではなく、お互いwin-winになる仕組みが持続可能な仕組みだと思います。生徒もガチな関わり合いができるくらいの内容にしていきます。

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