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なぜ海外移住で節税できるのか?

タックスヘイブンというワードを説明できる方はどれくらいいるでしょうか?

ある人は「タックスヘイブンで会社を作れば税金を払わずにすむ」と説明し、ある人は「一瞬タックスヘイブンに住んで、その隙に株などを売却すれば税金がかからない!」と説明します。

一方で、ニュースではパナマ文書のような事件を耳にすることがあります。タックスヘイブンを利用して脱税やマネーロンダリングしていた方達が報道され、「タックスヘイブンは違法性が高い」という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか?

結局タックスヘイブンはどのように活用できて、何をしてはいけないのか分からず、自分には関係のないことと考えてしまう方がほとんどだと思います。


タックスヘイブン以前に日本の税制が分からない

そもそも、日本人がタックスヘイブンの活用を前向きに検討できない最大の要因は、日本の税制の分かりずらさにあると私は考えています。下記の項目に、あなたがどれくらい当てはまるかチェックしてみてください。

  • 自分がどのような種類の税金を、どのような税率でどれくらい払っているのか、そもそも答えられない

  • 増税と言われても、消費税以外何が増えたか分からない

  • 社会保険料で色々引かれているが何に、どれくらい費用がかかっているのか不明

  • 控除とか色々あるみたいだけど、ほとんどよく分かず使っていない

ほとんどの方が全てに該当したのではないでしょうか?大丈夫です、私も全て該当します!笑

こういった背景から、「税金=難しい」、「税金=めんどくさい」の様な図式が出来上がり、そもそも海外であるタックスヘイブンのハードルは尚のこと高くなってしまうのだと思います。

以上から、日本人が積極的にタックスヘイブンの活用を検討しない理由は、次の2点に集約されると推察します。

  • 海外に住んだ際に、日本に払う必要がある税金と払う必要がない税金が分からない。でも、日本の税制は難しいので調べたくない

  • そもそもタックスヘイブンの税金の仕組みも複雑で自分では使えこなさないと考えている

そんな皆さんのために、なぜタックスヘイブンに移住することで節税できるのか解説していきます!

本記事では下記のことが分かります!
✔️ タックスヘイブンで違法になるケースとそうでないケースの違い
✔️ 「海外移住」と「節税」が一緒に語られる理由
✔️ タックスヘイブンの税制は明快である
✔️ 海外移住節税をする際に気をつけるべきポイント

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