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【特別講演会】戸部克弘さんによる「デジタル時代における事業成功のカギ」講演会を開催しました!

こんにちは、ハイタレント広報です!

11月20日(月)に株式会社DITY 代表取締役CEOの戸部さんをお招きし、
「デジタル時代における事業成功のカギ」
〜なぜ、DX案件はうまくいかないのか? ー 戦略コンサルタントが本音を語る~
講演会をBizflex六本木にて開催しました!

―登壇者について

戸部 克弘(とべ かつひろ)
東京大学理学部物理学科卒、東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修了(工学博士)
McKinsey & Company 及び Boston Consulting Group / Digital BCGにおける計15年間の経営戦略コンサルティング、人材教育分野での起業、IT業界のメガベンチャーSHIFT社の執行役員/事業開発本部長(新規事業)などを経験した後、2019年に株式会社DITYを設立。代表取締役に就任。

ー講演会トピック
1)日本企業の昔と今~人口減少による確定的な国力の低下~
2)日本企業におけるデジタル活用の重要性
3)デジタル活用成功に向けた取組み方
4)価値の方向性/Value Compassの仕組み

過去の「失われた30年」で、日本の国際競争力は極端に低下しました。また、今後数10年で急速な人口減や少子高齢化は主要諸外国よりも深刻にかつ確実に進行していきます。そのため、これまでの「社員数が企業の力」という競争原則が続く限り、日本企業の多くに勝ち目はありません。

この状況を打破するためには「ゲームのルールを変えること」が不可欠ですが、講演会の中では、その有望な可能性の一つとしてデジタル活用が挙げられていました。現在の日本企業はデジタル活用を苦手としているが、逆にいうと「伸びしろが大きい」と信じて挑戦することが、残されたほぼ唯一の道だそうです。

そして戸部さんは、本質的なDXの成功に向けた必須条件についてこのようにおっしゃいます。

「正しい体制と正しい取り組み方がDX成功の必須条件です。正しい体制とは①経営陣のスタンスと②実行者のマインドセットからなり、正しい取り組み方とは③テーマ選定・④目指すゴール・⑤検討の進め方から構成されています。最低でもこの5つの要素全てを満たさないとDXは成功しません。」

講演会では、経営陣のあるべき姿、実行者としての意識すべきことなどそれぞれの要素についても詳しくご説明いただきました!

ーQ&A(抜粋)
Q、経営陣のスタンスとして中長期視点が求められるとおっしゃっていましたが、行政機関において中長期視点が難しく予算がつかないことがあります。行政機関全体でDXを推進するにはどうしたらよいでしょうか?

A、トップにデジタルを活用して変革したいという強い思いがあれば別ですが、そうでない場合におけるDX推進は難しく、かといって正攻法でトップの意識を変えようとしてもうまくいかないことが多いです。そういった場合には、例えば本筋ではないとしても、RPAやAIソリューションの導入といったQuick-Winのデジタル活用の取り組みを進め、実績を積み上げながら組織としての経験値を高めていく方が賢明だと思います。それによって、デジタルで成功しているというモメンタムが出来れば、いずれは本格的なDXを既定路線とすることができるのではないでしょうか。

ー最後に、多くの会社がDXに苦戦している現状を踏まえ、DX成功の必須条件を満たさない際にどのように推進すればよいのか教えていただきました。

「経営陣のスタンスが必須条件を満たさない場合、本質的なDXはほぼ実現不可能です。このような時には、現場主導で進められる程度のデジタル活用に取り組みつつ然るべき時を待つしかありません。逆に実行者のマインドセットが必須条件を満たさない際にもDXはうまくいかないことが多いです。実行者に求められるスキルやマインドセットは簡単に身につくものではないため、短期的には外から適任者を探してくるのがほぼ唯一の有効な方法だという場合も多いです。」

と戸部さんはおっしゃっていました。

ー今後日本の国際競争力を強くするためDXを求められる中、タレントの皆さまがDXの適任者や推進者としてご活躍いただけますと幸いです。

戸部さん、ありがとうございました!

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