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2024年3月14日に急性心筋梗塞を発症。 そこからの回復(←願望)記録

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2024年3月14日に急性心筋梗塞を発症。 そこからの回復(←願望)記録

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  • 心筋梗塞日記

    発症の過程や入院生活、そして退院後の回復状況についてここに書き残していこうと思います。

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はじめに

心筋梗塞日記その0 2024年3月14日。 急性心筋梗塞の発作を発症し病院に運ばれました。 色々ありましたし、これからもリハビリは長そうなので、ここに発症の過程や入院生活、そして退院後のリハビリ状況について記録していこうと思います。

    • 退院後2ヵ月~4ヵ月

      心筋梗塞日記その12 徐々にリハビリを増やしていった時期でした。 心拍数を100くらいにあげる軽度な運動を毎日やるのがよいとのことで、早歩きで30分くらい歩いたり、ジムのバイクを軽い設定で20分くらい漕いだりをメインにできるだけ毎日(軽いジョギングくらいならやろうと思えばできそうだけど、正直まだ走るのは怖い) 相変わらず発症前よりも息切れするのは圧倒的に早いし、これが急によくなることはないみたいなんだけど、息切れが徐々に軽くなってきてる感じはあったかな。 でも風邪をやや引き

      • 退院後2週間~2ヵ月

        心筋梗塞日記その11 退院後、思った以上に日々の生活が大変でしたが、でも徐々には回復していきました。 だんだんと息切れするまでの運動量が増えていく感じ。 少し早めに歩いたり、階段のぼったりするとすぐに息はきれるけど、でも慎重に行動していればそんなには息切れしなくなっていっている感触がありました。 そのあたり感触がつかめてきた退院して一ヵ月くらいの時期に一番困ってたのは低血圧による立ち眩み。 先生は退院したら徐々に血圧はあがっていくんじゃないかと言っておられたのですが、自分

        • 退院~退院後2週間

          心筋梗塞日記その10 退院できたと喜んだのもつかの間、退院直後は体力の著しい低下を顕著に感じることとなりました 同居人でもいればまだ楽だったのでしょうが自分は一人暮らし、色んな雑務を自分でやらねばなりません。 買い出し、食事の準備、洗濯などなど。 そんな簡単なことが結構な重労働でした。 ちょっと重いものをもって動くとすぐに息が切れてしまう。 上り階段は3段くらいで挫折。 入院中は全部看護師さんがしてくれてたので気が付かなかったのですが、日常生活でこんなに疲れるとは・・・思っ

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          退院

          心筋梗塞日記その9 発作を起こして入院して3週間半。 金曜に退院して大丈夫ですと聞いたのが水曜日だったかな。急だったけど嬉しかった。そして食生活の注意や、リハビリはこれくらいはやりましょうなど、今後の生活について色々聞きました。 ・食事 しばらくは1日に塩分6g以下で。 焼きそばとかパスタは一食で軽く6g超えるのでしばらくNG。ラーメンはスープを飲まなければたまにならOK。 野菜と果物をたくさんとる。 肉はとってもいいけど脂身は避ける。魚はすごくよいので積極的に食べるべき

          一般病床へ

          心筋梗塞日記その8 入院して約2週間半。やっと一般病床へ移れました。 HCUは夜中でもしょっちゅう機器がピーピー音をだしてて落ち着かない場所でしたが、一般病床ではそういう音をだす機器は病室ではなく少し離れた看護師さんの待機所にあるので、やっと静かな夜が過ごせるようになりました。 幸い同室の人も比較的静かでした(入れ替わりが多かったけどだいたい3人の時が多い部屋でした) 11階の見晴らしのいい部屋の窓側で、ちょっとした高級ホテルからの眺めのようでした(笑) 一般病床に移

          一般病床へ

          HCUでの入院生活

          心筋梗塞日記その7 ジェットコースターな日々は、幸いにして前回まで。 これまで3度ほど死にかけたわけですが、この後は退院まで比較的穏やかな日々となりました。 穏やかとは言え、毎日の血液検査の値はとんでもない異常値を示していたので(心臓負荷を示す値と、肺炎の後遺症の炎症値)それが落ち着くまでは引き続きHCU(ICUと一般病床の間の位置づけ)にて入院生活となりました。 このHCUっていう場所はあまり落ち着かない場所でしたね。 自分は個室ではなく、そして周りに重い症状の患者さ

          HCUでの入院生活

          血流異常

          心筋梗塞日記その6 肺炎の症状が落ちつき、今度こそまた穏やかな日々が訪れるかと思いきや・・・この後さらにもう一山ありました。 肺炎の2日後だったかな? オペのために脚の付け根から大動脈にカテーテルを入れていた場所(もうカテーテルは抜いてある)がどす黒く変色していたわけです。 当初この変色は徐々に抜けていくと説明を受けていたのですが、一向に引かないどころかむしろ変色している場所が広がっていました。 これはちょっとおかしい・・・と、先生がエコーで調べたところ、大動脈から変な

          肺炎を発症する

          心筋梗塞日記その5 血栓が溶けたのを確認した2日後だったかな、ICUからHCUに移動することになりました。 HCUというのはICUと一般病床の間くらいの位置づけの重症度の患者用の部屋ということ。つまり順調に回復に向かっているということでした。 ICUの最終日くらいから咳がでるようになって痰も結構でるようになったのですが、そこまで重い感じではなかったので、まぁ手術後だしこんなこともあるだろうくらいな気持ちでした。 HCUには個室もありましたが、自分は個室ではなくだだっぴろい

          肺炎を発症する

          ICU(集中治療室)

          心筋梗塞日記その4 オペ後はいわゆるICU(集中治療室)へ。 今まで入院すらしたことなかったのに入院デビューがICUとなりました。 結構広い個室(画像のような部屋でした) 部屋の外には看護師さん達がたくさん待機している場所でした。 酸素マスクはしてましたし、点滴やカテーテルなど体中管だらけでしたが、痛みや苦しみは無かったです。 ただベッドの上で少しも動いちゃいけない、体を起こしてもいけない。 心臓への負担もですが、脚の付け根から大動脈にカテーテルを入れていたのでその部位の

          ICU(集中治療室)

          緊急オペ

          心筋梗塞日記その3 救急車で病院に到着。 そして病院内に運ばれて行くと、そこには既に10人ほどの病院関係者の方たちが待ち受けていました。 服を脱いで色々と検査。すぐに尿管のカテーテルをされた気がします。 この時点でかなり苦しくて意識も失おうと思えば失えそうだったのですが、意識を失うともう戻ってこれない気がして怖かったので気を張って起きていました。 (看護師さんには眠ってしまってもいいよと言われた気がしましたが) ただ、まだ痛みはなかったです。 やがてオペルームへ。 オペ中

          突然の発作

          心筋梗塞日記その2 自分の場合は、発症の前兆はあまりありませんでした。 発症する2日前、少し重めの荷物をもって歩きはじめて100m程度で息が切れる症状があり、あれ?何かおかしいな?とは思ったのですが、やや息が切れるだけでそのまま歩き続けることはできました。 丁度花粉症のシーズンだったので、花粉が多くて肺が少し調子悪いのかなと思っていました。 翌日も長めに歩くと息が切れましたが、これも大したものではなく、花粉のせいだと思っていました。 そして当日の朝。 起きるとなんとなくだ

          突然の発作

          発症するまでと原因

          心筋梗塞日記その1 まず最初に発症の原因から書いておくと、「高血圧」を放置していたこと。自分の場合はこれが最大の要因かと思います。 53歳、中肉中背の男性、持病およびこれまでに大きな病気にかかった経験無し。健康診断で何かしらひっかかることもあまりなく、喫煙無し、酒もほとんど飲みません。 ただ3年前の健康診断で初めて高血圧を指摘されました。といっても上が145くらいとまぁ高めくらいだったと思います(140以上が受診勧奨値です) で、この時は近くの内科にいって見てもらい、し

          発症するまでと原因