見出し画像

退院後2ヵ月~4ヵ月

心筋梗塞日記その12

徐々にリハビリを増やしていった時期でした。
心拍数を100くらいにあげる軽度な運動を毎日やるのがよいとのことで、早歩きで30分くらい歩いたり、ジムのバイクを軽い設定で20分くらい漕いだりをメインにできるだけ毎日(軽いジョギングくらいならやろうと思えばできそうだけど、正直まだ走るのは怖い)
相変わらず発症前よりも息切れするのは圧倒的に早いし、これが急によくなることはないみたいなんだけど、息切れが徐々に軽くなってきてる感じはあったかな。
でも風邪をやや引きやすくなってるみたいでこの時期に2回ほどひきました。風邪ひくと胸がざわざわする感じがずっとあって、これは後遺症の一つなのかな?分からないけど。

この時期にCPX2回目を受けました。
前回は55%くらいだった心肺機能が72%くらいに上がってた。よき。

退院から約四ヵ月目にカテーテル検査を受けました。
自分が入院していた病院では、急性心筋梗塞を発症して治療した人に約半年後に受けることを推奨している2泊3日での予後検査ということでした。
手首からカテーテルをいれて心臓の中の血の流れなどを詳細に見る検査とのこと。
これをわりと軽い気持ちで受けたら、手術室で多くのお医者さんや看護師さんに囲まれての手術みたいな規模の検査でびっくり。
まぁ心臓に管入れるんだし、そりゃそうかと。
自分の手首の血管が固かったそうで、カテーテルをいれるのに少し手間取ったりしたのですが、無事に入って心臓検査開始。
この検査、規模は大きくみえるけどまぁ自分は待ってるだけなので楽かと思いきや、途中で尿意が襲ってきたのが大変でした(点滴をたくさん受けてたので仕方がないことらしいのですが)
尿を受けとる袋みたいなのは途中で設置してもらったので、いつでもしていいとのことでしたが、尿意は強烈なのにしたくても出ないというなかなか苦しい状態になってしまい(よくあることのようです)それが苦しかった。
まさかこんな苦しみの形があるとはね(笑)

そんなこともありましたが検査は1時間くらいで無事終了。心臓に特に心配する状態もなさそうということでした。
よかったよかった。
そして無事退院。
ただ病室が冷房が強くて寒かったのと、となりの患者さんが爆音いびきさんで寝れなかったので翌日また風邪をひいてしまったのですが。
検査疲れもあったかもしれません。
ただそれも治ってとりえあず今は一安心な状態です。

現在も残ってる症状
・低血圧。相変わらず90-100くらいでたまに立ち眩みがする。
・左足ふともものしびれ。退院してから良くもならず悪くもならずの状態が続いている。そこまで不自由はしていないけれど(慣れた)
・動くことによる息切れが早い(でも息切れ自体は徐々に軽くなってきているように思う)
・風邪をひきやすくなっている?(風邪をひくと胸がざわざわする)
といったところでしょうか。

あと、夏フェスに行って炎天下に3時間弱いたことがあったのですが、帰りの電車で立ってたら息切れがおそってきて、途中の駅で降りてベンチに座ってたら回復したなんてこともありました。
無理はやっぱりまだ出来ない。でも早めに休めば回復できる。そのあたりのさじ加減がわかってきたかなと思います。

いいなと思ったら応援しよう!