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『ビジネスで使ってみたい英語!: throw one's hat in the ring (競争に参入する)』

皆さんは、TikTokを使ったことがありますか?Noteとは少し対象マーケット層が違いますかね。いや、別にみなさんの年齢層がちょっと、かなり、いやずいぶん上かなーとか言ってないですよ・・・むにゃむにゃ。

実際、日本でもアメリカでもTikTokのメインカスタマーはティーンネージャーで、我が娘もTikTokダンスを踊っています。TikTok Danceで検索すると、インド人比率高し。(インドでは6億回ダウンロードされてるそうです。ろ・・・ろくおく!?)他にもこの方何人?と国籍の想像がつかない若者がたくさん。

地球の反対側にいる無名のティーンエージャーが民族衣装を着てヒップポップ(もどき)を踊るのを見ているこの瞬間。あいやー、なんかすんごい時代になってきたな、というのがオバハンの正直な感想。

そのTikTokが、アメリカでは毎日のように経済ニュースに出てきます。トランプ大統領が「45日以内にTikTokの米国事業はアメリカでサービスを停止するか、アメリカ企業に売却せよ」と大統領令を出したためですね。

もし、日本企業(仮にソニーとでもしましょう)が、ある日突然外国の首相なり大統領なり王様なりに「(ソニーの)現地法人は、サービスの提供をやめるか、現地企業に買収されよ」と命じられたら、んだよ、お前何様だよ!?(王様か!)と、かなり腹が立つんだろうなぁ・・・と想像できちゃうので、大統領令には正直びっくりでした。別にワタクシ、ソニーの社長でも平社員でも株主でもないっすけど。

ま、素人オバハンのワタクシの意見なんてどーでもえー。

実際、背景にあるのは国家安全保障です。(それから経済覇権争いも。)通信機器やアプリを通じて、機密情報や個人データが中国側に漏れることを恐れたためで、個人情報やインターネットの情報操作は問題が深刻化しているから、わからんでもない。

そこで「はーい、TikTokを買いたいでーす!」と名乗りを上げたのが、マイクロソフトです。それ以外にもグーグル、アップル、フェイスブック、ツイッターが手を上げたらしいと噂されていましたが、最近は大手総合スーパーのウォルマートも競争に加わりました。

え、ウォルマートも動画ストリーミングサービスを開始するの???スーパーが!?

で、このように競争に参加する表現にThrow one's hat in the ringがあります。

To throw one's hat in the ring: to announce your intention of entering a competition or election

「(戦いの)リングに帽子を投げ入れる=戦いに加わる」ということです。

Is Walmart throwing its hat into the video streaming ring?
ウォルマートも、動画ストリーミングの市場に参入するのか?


ただし投げ入れるものが帽子ではなくタオルになると逆、つまりリングを降りる意味になります。実際、ボクシングにはそういうルールが以前あったそうですね。

To throw in the towel: to give up;  to admit defeat

負けを認めて諦めるという意味。

It's too early to throw in the towel. You've just started your new business!
諦めるのはまだ早い。君は新しいビジネスをはじめたばかりじゃないか!

TikTokでもYou TubeでもNoteでもそうですが、誰でも競争に参入できるがために、めっちゃレッドオーシャンなんですよね。我こそと入る人も多ければ、諦めて出ていく人も多いということでしょうか。そしてプラットフォームばかりが肥大化していく。

Never throw in the towel. Use it to wipe off the sweat, then keep going.

ま、そんな中投稿を続けていくのは、楽しくやっていくことかな、と。

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