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あっ⁉そうそうプロフィールも準備しておきましょう

一気に書き込もうとすると、それだけでおなか一杯になってしまうので、少しずつ少しずつ書き加えていきます。

いきなりですが、事業プロデューサーに会って話したことはありますか?


事業プロデューサーは、ビジネスの発想から構想、構築、実行、軌道乗せまでをワンセットとして実践する(できる)人材です。
ビジネスアイデアを思いついた!という人はたくさんいると思いますが、それを実現するための事業プランを策定したり、具体的に商品やサービスを形にして、実際のマーケットで顧客を開拓して新しい売上を生み出し、そしてその投資コストを回収し将来的に安定した収益ビジネスになる見込みがつく段階まで現場の先頭に立って見届けるのが一連の仕事です。

そしてその一仕事が終わると、また次の分野のビジネスを起こして立ち上げ育てて放つということを繰り返してゆく創造的な仕事です。”起業”を永遠に繰り返しているという感じです。仕上げた最後にひと時だけ世界一幸せ者になった気分を味わえます。なぜ苦労してまた山に登るの?という登山家の達成感と、もう一度山頂に立った時の景色を味わいたいという気持ちとよく似ています。
また時には、同時に複数の(競合しない)分野の事業をプロデュースしていることもあります。あくまで自分自身でコントロール可能なら2つでも3つでも動かせばいいだけです。

創業・起業して成長させた事業(会社)を売り、また新たな起業を繰り返していく実業家にも似ていますね。
それと大きく違う点は、立ち上げる事業のオーナーは別に存在し、事業プロデューサーのものではないことです。この辺りが世間一般の方から見ると理解しにくいようです。事業プロデューサーはオーナー会社と一定期間の業務委託契約と守秘義務契約を締結し、社内プロジェクトの一員(大抵はプロジェクトマネージャー)として事業構築をしている期間は、必要に応じてその会社の(例)企画室長の肩書名刺をもって外部と接触交渉したり、販路開拓をする際は、営業企画部長の肩書で率先して営業活動をし新規契約を獲得していきます。
言い過ぎかもしれませんが、リスクを負わない口先アドバイスだけの高額コンサルタントとはここが大きく違います。

肩書名刺をいくつも持ち、それも複数の会社分となると、その時々にお会いする方にお渡しする名刺(その時に関わっている事業)を使い分けて、ある時は省エネサービス会社の企画室長だったり、ある時は物流サービス会社の営業開発部長、その翌月に会うとベビー用品会社のベトナム子会社社長代行だったりする訳で、なんだコイツは⁈となるのです。初めてお会いする方にとっては怪しいとしか見えないですよね。
いちいち説明していないので、近しい家族、親戚、友人らもハッキリとは分かっていないと思います。

実はその気になれば誰にでもできるこの仕事。その面白さや自由な時間の組み立てができるワークスタイルについては、また別記事で詳しくお伝えして行こうと思います。
企業の規模に関係なく自社で(できれば次々と)新しいビジネスを起こせる人材育成や仕組みづくりを実現したい経営者、個人レベルでも企画アイデアを生かす仕事をしたい、近い将来起業をしたいと漠然とでも考えている方にはヒントとなることをお伝えできるかも知れません。

知らんけど。


なぜ初代事業プロデューサーとしているのか。


2004年にリクルートの就活雑誌”B-ing”の取材を受けた際、「従来の職業カテゴリでは紹介できない職種ですね。。。」ということでこの紹介紙面になった際に名付けてくれました”事業プロデューサー”
それから10年くらいはGoogleで検索するとトップページの一番上に私の名前と一緒に表示されていました。

東京では、ビジネスプロデューサーとかっこよく呼べるのですが、関西ではカタカナが多く使われると、胡散臭いと敬遠されるのでビジネス→事業としました。

5、6年前から事業プロデューサーという名称で人材募集がかけられることが多くなり、どこかで検定なるものまで現れたとかいう話も耳にしました。
創造的なデザイナーの仕事に1級、2級と資格をつけるのがふさわしくないように、資格として認定するのは無理がありますね。



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