見出し画像

一昔前は自分が作った作品(小説など)を
「本の形にする」と言えば、

例えば自分でコピーしてひたすら
帳合&製本、ぐるぐるぱっちんしたり、
ホチキスの針で留められないなら
業者に頼んで印刷製本してもらったり、
出版社に頼んで自費出版を図ったり、

そんな選択肢を採らざるを、得なかった。
ただし業者に頼む場合は、
「ある程度の数」で頼まないといけなかった。

しかし今は、様々な選択肢が採れる時代です。

「1部だけ、作っておきたいんだけど…」

そういうニーズにも応えてくれるサービスが、
ネット上でもたくさん出てきているのです。

もちろん、割高ではあります。

例えば仮に「100部で80,000円」とした場合、
1部だけ作るなら、その百分の一の
「800円」で作れるわけではない。
基本料金、というものがあるんです。
たくさん作れば作るほど、単価は下がる。
逆に、少ない部数だと単価は上がるのです。


「週刊少年ジャンプ」などが
1部あたりあんなに安価に買えるのも、
とんでもない数の部数を毎週作っているから。
紙も、あらかじめまとめて仕入れているから。

ただ今では、少部数でも、
一昔前とは比べ物にならないほど安価に、
お手軽に「本」が作れるようになってはいます。

(ネット入稿やオンデマンド印刷などが
できない時代には、ひとつひとつ
アナログに「製版」したりしていたので、
もう、めっちゃめちゃに高かったんですよね…)

私も、作ってみました。
3部だけ。非売品で。

1部は、参照用。
1部は、保存用。
1部は、献本用(絵を描いてくれた方へ)。

それが、先日、届いたのです!↓

今はネット上、SNS上で連載投稿ができ、
閲覧用PDFの形で読めるようにもできますが、
やはりリアルでオフラインな
「紙の本の形」になると、感慨深いもの…。


長編小説『凸凹バラ姉弟 ミシェルとランプ』
リンクトインの会社(団体)ページと
noteにて、2023年1月4日から
3月31日まで連載投稿していた作品です。

先日は、この作品に対して、以下のような
とても嬉しいご感想もDMでいただきました。

(ここから匿名引用)

『小説『ミシェルとランプ』、
毎日楽しく読ませていただきました。

朝一番にLinkedInを開くと、
大体はその日のお話が
トップに表示されていたので、
朝が楽しみでした。

普段は会えないような方々と
ご縁をいただけたり、
とっても役に立つLinkedInですが、
ちょっと飽きてしまった
&息子2人の受験や進学、
引っ越し(1人)など
忙しくあんまり時間を割けず、

だんだんチェックも面倒になっていた時期に
引き止めてくれたような連載でした。

執筆はとても大変だったかと思いますが、
楽しい時間をありがとうございました!

これからもご投稿、
楽しみにしておりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。』

(引用終わり)

ありがとうございます!
このようにリアクションやご感想をいただくと、
大袈裟でなく
涙が出そうになるほど嬉しいのです。

今回は「保存・参照・献本用」ということもあり
「A5版」で印刷製本してみましたが、

もっと小さめに「文庫版」の形にして
持ち運びをしやすくして
まとめて何部か作って提供してみようか…?
とも、考えたりはします。

しかしですね、なかなかコストに見合った
お値段をつけるのに、逡巡するのです。

(1部あたりにかかるお値段を考えると…)
そんな数字を目にすると、
私が逆の立場でも、なかなか
「欲しいです!」とは言いづらいので…。

というわけで、今はとりあえず、
「本の形にしてみましたよ!」という
ご報告だけ
に留めておきます。

(もし「高くても欲しい!」という読者の方が
「ある程度まとまった数」でいらっしゃれば
作ってみようかな、とも思うのですが、
さすがに、そこまではうぬぼれておりません。
「〇〇万円かけて在庫の山」だけは避けたい。
となると、受注生産か…?
いやいや、手間を考えるとペイしないか…。と
頭の中でぐるぐると考えたりしています)

読者の皆様も、いかがですか?

SNSやデータの形で
書き貯めたりしてきたあなたの文章や絵などを
リアルな「本の形」にしてみませんか?

コンテンツの「資産」を、
オフライン用にも作っておきませんか?

自分用に、1部だけでもいい、と思います。
手元に届くと、けっこう感動しますよ!

※今回、私が使った
「ネット印刷製本」サービスへのリンクを
貼りますので、参考までにぜひ↓

また、素敵な絵を描いていただいた
中林まどかさんのホームページへの
リンクも貼りますので、ぜひ↓

長編小説『凸凹バラ姉弟ミシェルとランプ』は
note上のマガジンでまとめて読めます↓

リンクトイン上ならこちらから↓

合わせてぜひどうぞ!


よろしければサポートいただけますと、とても嬉しいです。クリエイター活動のために使わせていただきます!