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「カー・クーラー・カラーテレビ」と言えば
Cで始まる語呂もよく、
「三種の神器」「3C」として
昭和に普及した家電として有名です。

その前は「冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビ」
「三種の神器」の家電だと言われていました。

…私たちは便利なものを手にすることで
世界を劇的に変えることができる。

ここでRPG(ロールプレイングゲーム)
思い浮かべていただければと思います。
例えばドラクエ、FFなど。
最初は「徒歩」で歩くことしかできない。
それが仲間が増えていき、
「船」や「馬車」で世界が広がって、
ついには「気球」や「飛空艇」に乗り込む。
(FF4では「宇宙船」で月まで行きます)

現実世界でも「カー」を手に入れた人は
行動範囲が広がり、世界が変わったと思います。
私も生まれて初めて自分の車に乗った時には、
人力で行くことしかできなかった場所に
すぐに着くことができて、感動しました。

「ツール」には、世界を変える力がある。

…前置きが長くなりました。
本記事で私が書きたいことは、
「令和の3C」は何なのかを、探すこと。

せっかく探すのですから、
Cで語呂を合わせたいですよね。
覚えやすいし。

「C…。cool。carp。chocolate…。
いや違うな。そうだ。そうだよ。
いま話題のアレよ、アレ(阪神の岡田監督の口調で)」

ということで、私なりに3Cを考えてみました。

①「C」areer自律
②「C」ommunity更新
③「C」hat(GPT)

「キャリア」「コミュニティ」「チャット」
この3つです。

「…へえ、ふうん、でもこれって、
ツールというより、考え方じゃない?」

おっしゃる通りです。
これだけ「モノ」にあふれた時代。
家電、などの具体的な道具というよりも、
「精神的な3C」こそが大事になるのでは、
と思ったのです。

「キャリア」という言葉(カタカナ英語)は
もうすっかり定着した感がありますよね。

国家公務員一種試験に受かった人、
バリバリ働く人、という意味から変わり、
自分が歩んできた・これから歩む「道」、
生き方、生き様
、という意味で使われつつある。

しかし、実際に多くの人が自分起点で
自律したキャリア
を「実践」するのは、これから。
「お仕着せでないキャリア」を
いかに早く持つかが大事、ですよね。

「コミュニティ」という言葉もまた
古くから使われています。
街には「コミュニティセンター」もある。
しかしこれまた、お仕着せではなく自分起点で
「コミュニティ」を企画し、作り上げ、運営し、
時にはアップデートしたり、
複数のコミュニティを使い分けたりしていく。


ここまでは、なかなかできていない。

その時々の自分の活動に合わせて
コミュニティを「更新」する、精神と技術!
それこそが大事になる、と思われます。

それらを下支えしていくのが、
「チャット」に象徴される
「フラットな関係性と
飾らない人間性のやり取り」
ではないか。

『chatGPT』(チャットGPT)は
いま世間の耳目を集めていますよね。しかし、
ここで挙げた「チャット」とは、
このchatGPTに限った言葉ではありません。

使う、あるいは使われる、という
上下関係、従属関係、依存関係ではなく
『共に創る』という共創の精神を表しています。

凸凹、得手不得手を認識し、
共に補う、相乗効果を生み出す…。

相手が「人間」であろうと「AI」であろうと
肩書きや形式、固定概念に囚われず
率直でチャット的なやり取りによって
何かを「共に創る」ことが
より求められていく
のではないでしょうか?

文字でやり取りをする時、私たちは、
以前は「手書きの手紙」「電報」「ポケベル」
次いで「メール」などを使っていました。
どうしても、形式などに縛られがちだった。

しかし、チャットは違いますよね。
フランクでフラットなコミュニケーション。
率直なやり取り。
そういったものが、求められます。

そこでは、相手をリスペクトしつつも
自らの人間性、個性を打ち出すことが必要。

ありのままの自分が、瞬時に滲み出てしまうから。

3つを言い換えれば、こうなります。

①キャリアの『自律性』
②コミュニティの『更新性』
③チャット(GPT)の『対等性』

自己起点の自分なりの「キャリア」…!
複数で変幻自在の「コミュニティ」…!
対等で共創的な「チャット(GPT)」…!

戦後の日本の歴史を考えます。
高度経済成長からの安定成長、昭和元禄。
組織に『依存』し、生き方が『固定』され、
見えない『格差』の中で、生活してきました。


それがネットやSNSなどの普及により
「見える化」「見せる化」が進み、少しずつ
これまでの世界の壁が崩壊してきた。

これが平成時代だ、とも言えるでしょう。

となれば、令和時代は?

◆『依存性』→『自律性』:キャリア
◆『固定性』→『更新性』:コミュニティ
◆『格差性』→『対等性』:チャット

不確実性の時代には、これらが3Cとして
必須になるのではないでしょうか?
「カー、クーラー、カラーテレビ」を
誰もが持つようになったように、
じきに、誰もが持つようになると思います。

最後に、まとめます。

本記事では「令和の3C」を
私なりに考えてみました。

…私は中年世代ですので、
1994年(平成6年)に世に出た
あるゲームの音楽を脳内で流しながら
本記事を書いてみました。
もう、約30年前のゲームです。

ファイナルファンタジーⅥ。
いわゆる『FF6』!

(ネタが古くてすみません)

このゲームでは、世界が崩壊します。
主人公たちは「仲間を求めて」
崩壊後の世界を動くことになります。

そこで活躍するのが
「ファルコン」という名前の飛空艇。
これが飛び立つ様は、まさに鳥肌もの。
FF史上でも屈指の名場面として
長くゲーマーの心に刻まれているのです。
(ここで流れるのが、植松伸夫さんの
「仲間を求めて」という神曲!

英語では『Searching For Friends』)

…私も久しぶりに聴きましたが
何と言うか、こう、30年前を思い出して、
ちょっと涙を誘われました。
中年世代になると、涙もろくなりますね…。

参考までに、下の動画で言えば
「2:18あたり」からです。良ければぜひ。
「墓からの追憶~飛翔」の演出が、また凄い。
もう、とんでもなく素晴らしいんですよ…!↓

(ここから引用)

『羽を失っちゃあ
世界最速の男になれないからな。
また夢を見させてもらうぜ。』

(引用終わり)

さて、読者の皆様は、いかがでしょうか?
皆様なりの「令和の3C」は何ですか?
いつのまにかガチッと固められていませんか?
仲間を、自分から、探していますか?

夢を、見ていますか?

※おまけ
以上の記事を書いたら、
脳内でずっとリピート再生されて、
ずっと郷愁が入り混じる感じに
なってしまいました。

FF6の作曲はご存知、植松伸夫さん。
ドラクエのすぎやまこういちさんと
並び称されるゲーム音楽の巨匠!

特にこの『仲間を求めて』は
劇的な場面で流れて
そのままフィールドの音楽に
なることもあって、

私の頭の中でも
しっかり刻まれておりました。

このように何十年経っても
触れれば脳内でふと蘇る作品…。
良いですよね!

私も、植松さんの
足元にも及ばないものの、
誰かの心に残る、響くような作品を
つくっていこうと思います。

ちなみにYouTubeなどで
『仲間を求めて』で検索すると、
かなりアレンジバージョンも
ヒットしますので、ぜひ。

読者の皆様も、忘れられない一曲を
YouTubeなどで検索しますと
誰かが演奏したり歌ったり
されていますのでオススメ
ですよ!

『エレクトーン版』(あまくちさん)はこちらから!↓

『フルート版』はこちら↓

ギター版はこちら↓

他にもたくさんありますので、
ぜひ検索してみてください!

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