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アフリカシャーマンの口伝で受け継がれる、とてつもない日本人の秘密の記憶とは?

日本人が今知るべき
アフリカシャーマンが口伝で残した
日本の真実。
シャーマンが口伝で受け継いできた
日本の秘密が明かされます。

そして、僕らがどのように
幸せを取り戻していけばいいのか、
いま、何が一番大事なのかがわかります。

全ての日本人に、
いますぐ見ていただきたい
衝撃の内容になっています。

というわけで、作家のひすいこたろうです。

忘れもしない。あれは、
いつだっけなー
というのは冗談で、
2022年4月30日のことです。

僕は湯河原の「ご縁の社」という宿で、
仲間と一緒に温泉に浸かっていました。

そこで、30代であろう見知らぬ男性に
声をかけられたんです。

この奇跡の実話は、ここから始まります。

その30代の男性がこう言いました。

「アフリカにペンキ画を学びに、タンザニアのブンジュ村という村に行ったんですが、そこで教えてもらったことが、あまりにすごくて……。
このことを一人でも多くの日本人に伝えたいと思って、今こうして伝えてるんです。ちょっと聞いていただいていいですか?」と。

「え? ここで?」

正直、そう思いました。
だって、いま、
温泉に入っているんですから……。
しかもいきなり知らない人に声をかけられて……

しかし、彼が話しはじめて15分……。
彼が一人でも多くの日本人に伝えたい、と、
こうして温泉に入りながらでも、
いきなり声をかけてくる
その理由がわかりました。

これは温泉に入ってる場合じゃないっ!!!
そう、気づきました。
今すぐ温泉を出て、部屋で彼の話を収録したい。
そして、日本人全員に聞かせてあげたい。

すぐにお風呂を出て、
彼の話を収録させていただき、
それを僕の手帳を作ってくれてる
編集者の真野さんに送ったんです。

すると、
「この奇跡の物語をすぐに本にしたい!」と
興奮して言ってくださり、書籍化が決まりました。
10月20日発売です。

それがこちらです。

「今日、誰のために生きる?
 アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語」

かつて、温泉トークがこんな迅速に
書籍になった例は
人類史上あったんでしょうか(笑)

もちろん、彼は僕が作家だということを知って
声をかけてきたわけではありません。

そのとき、ただ温泉に入浴してる
ニューヨーカー(入浴家)でしたからね。
そんな駄洒落はどうでもいい。

今日は、まず、ショーゲンさんが体験した
ブンジュ村の素敵なエピソードを1つ。

そして、後半は、この村の幸せの秘密が、
なんと、日本人にあったという
衝撃の真実に迫ります。

ではまず、前半、
ショーゲンさんが体験したブンジュ村の
素敵なエピソードを1つ。

ある朝、文化の違いから、ショーゲンさんは、
20歳くらいの男の子と言い争いになり、
そのまま別れることになりました。

ところが夕方、彼がまたやってきたんです。
「ショーゲン、海に行こう」と。
ケンカの続きだと覚悟して
一緒に海に行きました。

どんどんと海の中に入り、
腰まで浸かったあたりで、
彼は「向かい合って」と言いました。

20メートルほど離れて、
お互いに向かい合った状態で
「そのまま、そこで待って」と言います。

時刻は夕方の6時前。
すると、夕陽がだんだんと沈んできて、
海に夕焼けの水面ができました。

二人の間に、オレンジ色の美しい夕焼けが
横たわってきます。

彼は、水面に映る夕日を指して
「ショーゲン、これはなんだと思う?」
と聞いてきました。

「あたたかい境界線だよ。
もうイザコザは終わりにして、一緒に帰ろう。
人間は、自然から生まれてきた。だから、圧倒的な自然に包まれた時に、すべてのことをゆるせるんだ。ケンカの火種は解決していないけど、海で向かい合っている俺たちには命がある。生きられているんだから、もう終わりにしよう」

これは、この村の仲直りの仕方だったんです。

圧倒的な自然に包まれることで、
お互いのわだかまりは溶けると。

ブンジュ村にはルールがありました。
「ケンカは、その日のうちに仲直りする」と。

その理由を聞いてみると
「言い合いをしている大人を、子どもは見たくないでしょ? それだけの話」と。

ブンジュ村には、
こんな素敵な知恵が沢山あるんです。

例えば、この村の子どもが、
小さい時からお母さんに
教えてもらっていることが

「自分が、自分の一番のファンでありなさい」

 日本でいうなら
「お箸をちゃんと持ちなさい」
「寝る前には歯を磨きなさい」
くらいのレベルで、
小さい時から叩き込まれるそうです。

 だから、子どもたちは
「ショーゲン見て! オレのオレンジのむき方、カッコいいだろう?」

「オレはズボンを上げる位置をちゃんと決めているんだ。そんな自分を愛しているんだよ」

「オレのアボカドの切り方、最高だろ?」

「オレは、自分がやることが全部、好きなんだ」

 というように、とにかくいちいち、
すべての自分を愛してるのだそうです。
 
「自分が、自分の一番のファンでありなさい」
ということは、
つまり自分に愛を吹き込む行為ということ。

「愛が注がれたものからしか、愛は与えられないんだよ」

 自分自身を愛で満たしていたら、
自分の行為のすべてに愛が宿る、
と、この村では子どもの頃からそう習うのです。

この村で、ショーゲンさんは
よくこう言われてたそうです。

「ショーゲンは、なんでそんなに心に余裕がないんだ? 日本人なのに不思議だな」

「日本人なのにって、どういうこと?」
とずっと思議に思っていた。

そんなある日、村長に、こう言われた。

「実は、この村の先輩は日本人なんだよ」

え?ブンジュ村の先輩が日本人……!?

村長の家系は大々、
村でご祈祷やご神事をやっている、
いわゆるシャーマンで、
100年以上前から、村長のおじいちゃんが、
夢の中で時空を超えて日本人と交信し、
日本人から、幸せに生きる知恵を教わり、
その教えにそって営まれている村だったのです。

「やってみないとわからないでしょ?」

「あなたのことを私は信じてる」

なにかを上手にできなかったり失敗した人には、「人間らしいね」

これらの言葉は、
この村の合い言葉とも言えほど
よく使われている言葉ですが、
全てかつての日本人の口癖だったそうです。

村長にこう言われたそうです。

「ショーゲンは、この村でいろんなことに感動して、時には涙を流していたね。でもそれは、もともとの日本人の文化に感動していたってことなんだよ。おかしな話だよね。僕らは日本人から幸せに生きる知恵を教わったのに、日本人のショーゲンがそれに感動しているなんて。そろそろ取り戻してね。日本人の心を」
 

村長のおじいちゃんは、
こう言っていたそうです。

「日本人こそがうちらの先輩で、日本人こそが真のアニミズムなんだ。
自然災害が来ないように、地震や台風が来ないように、自然に対して手を合わせるという心がみんなの中にある。地球上の中で、虫の音がメロディーとして聴こえる、虫と会話ができる稀有な民族が2民族だけいて、それが日本人とポリネシア人なんだ」

ポリネシア人というのは、
アジア圏の海上を船で回遊している人たちです。

「村長には虫の音が、どう聴こえているの?」
ショーゲンさんは聞いてみました。

「俺はゾウの鳴き声はちゃんと聴こえる。鳥の鳴き声も聴こえる。でも、虫の音だけが、ガーガーガーと工事現場の騒音のように聞こえるんだ」と。

村長は飼っている牛を見れば、
眠たがっているとか、
違う場所に行きたがっているというように
ちゃんと気持ちがわかります。

その日の太陽を見たら、
4日後の太陽の様子まで
言い当てることもできます。
そんな村長でも、
虫の音は「雑音」に聞こえると言うのです。

「日本人は虫と話をするために、日本語を生んだんじゃないかな」
と村長は言ったそうです。

自然の中で一番小さくて繊細な声を
ちゃんとキャッチして、
自然と共存共栄して生きていくために、です。

かつて日本人は、世界中で一番、
自然から愛されていた人種だったそうです。

さらには、「自然ととてもいい距離感で向き合っていて、小さな虫の音にまでも耳を傾けることができるほど、ものすごく心に余裕がある人たちだったんだ」と村長は教えてくれた。

実際、京都には「鈴虫寺」という
年中、鈴虫が鳴いているお寺がありますが、
海外では「騒音寺」と言われています。

村長の言う通り、
虫の鳴き声や葉がすれる音を
メロディのように美しく感じられるのは
日本人とポリネシア人だけだと
脳の研究でも解明されています。

日本人の脳は、虫や動物の鳴き声、
波、風、小川のせせらぎなどを、
ノイズではなく左脳の「言語脳」として
捉えることがわかっているんです。

日本語は、自然界の音・声を音で
象徴的に表したオノマトペが
圧倒的に多いんです。
これは縄文大和言葉の名残りと言われています。

例えば、「風がそよそよ吹く」。
これ、風の音を聞いてるわけではないんです。
どんなに耳を澄ませても
風の音は「そよそよ」とは聞こえてこない。
音ではなく、風の「声」を聴いてるのです。

面白いのは、外国人であっても、
日本語で育てられると、
「日本人脳」に変わるのだそうです。

その秘密は、なんと母音言語である、
日本語にその秘密があったのです。
日本語の秘密は本の中でさらに深めています。

最後に村長のメッセージを
お伝えさせてください。

「虫の音がメロディとして聞こえる、
会話として聴こえる、
その素晴らしさは、当たり前じゃないからね。
なんでそういう役割を日本人が与えられたのか、
もうショーゲンは気づいてるでしょ? 
幸せとは何か、本当に大切なことは何か、
それがすでに日本人はわかっているからだよ。
だからそれを伝えていく役割が日本人にはあるんだ。
そのことに気づいてほしくて、
ずっとずっとショーゲンに語ってきたんだよ」

確かに、縄文時代を見ても、それは言えます。

縄文時代の遺跡は日本全国で9万531箇所から発見されていますが、
戦闘用と思われる対人用の武器は
出土してないんです。

狩猟用のヤジリはもちろんありますが
対人用の武器が作られてない。
外傷によって亡くなった人骨もほぼでていない。

日本列島は、
平和な時代が14000年も続いていたんです。まさにミラクルピースです。

僕らの細胞に刻まれてるその記憶を
目覚めさせる必要があります。

ブンジュ村での生活を終えて、
日本に帰国する飛行機の中で、
日本列島が見えてきたその瞬間、
ショーゲンさんは、
涙が止まらなくなったそうです。

ここに、虫の根を美しいメロデイのように
聞こえる人たちが1億人もいる。

そう思ったら、涙が止まらなくなったそうです。

村長が僕ら日本人に託してくれたメッセージ。

「日本人の血の中に流れる素晴らしい記憶を呼び起こしてね」

2025年までに
日本人の「血の記憶」を呼び覚ますことが、
今、とても大事なんだそうです。
それを深めたのが、この1冊です。

「今日、誰のために生きる?」

今、一番読んで欲しい1冊です。

全ては、心にゆとりを持つことから始まります。
空を見上げるゆとり。
この村では、「空を見上げる心の余裕」が
一番大事にされています。

ゆったり、時を愉しむゆとり。

僕ら現代人は、効率を求めて生きていますが、
村長に言わせるなら、
効率よく生きたいのであれば
生まれてすぐ死ねばいいと。

無駄とか、しょうもないことの中に
一番大事な、幸せがある。

そこを感じられる心のゆとりがこの村では何より大事にされているのです。

今日、空を見上げようか?

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