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対プリセプティ心を開く

私のプリセプティ時代

私が新卒から働いていた病院は、非常に優しい先輩が多く、休み時間は仕事に直接関係する情報や生活の知恵、生きていく上の教訓にご近所付き合い等の様々な話が飛び交った。
だから私は休み時間がとっても好きなまま。
もともと話し好きな性格も関係しているが、環境が良かったなだと今でも感謝している。

「最近の若者は」揶揄されがち

たまたまつけたテレビで「最近の若い者は休み時間や終業後、好んでコミュニケーションを取りたがらない。」なんてことを言っていた。
それは何故か。サントリー次世代研究所の佐藤友美子氏によると、
①プライベートを詮索されたくない。
②内面を見せるのが怖い

からとのこと。

それなら内面を見せても怖くない体験させたら良いんじゃないかと思う。

プリセプターの立場になって。

現在29歳、後輩を育てる立場となった。
後輩とコミュニケーションを取るときに意識していることは、



①ポジティブな結果には私の感情を見せること。

(例:◯◯さんがケアしたことで、患者さんが喜んでいて私も嬉しく思った。
◯◯さんの声かけに思いやりを感じた。等)


②ネガティブな結果を招いた時の話し合いでは、予め批判や否定をしないことを伝える。

(例:事故を起こしてしまったようだけど、率直に今どう感じてる?責めることはないから安心して。)

③これからどうなりたい、どうしたいのか未来思考を聞いて、感謝を伝える。

(例:同じ事故を起こさないようにどうしたい?
時間を作ってくれて、ありがとね)

の3つだ。(つーかこれが限界)

コーチングには特効薬もなければ、即効性もない。

コーチングとは漢方薬のように、徐々に徐々に効果が得られるものだなとつくづく思う。

今の私が上手にコーチングできているかと言われたら、そうじゃない。ただ「今の若者は」なんていう、1人の人間に関心を持てない考え方には反吐が出るし後輩の自立を支えたい。

だから日頃からコミュニケーションが取りやすい、且つ心を開きやすい態度が大事だなって思う。
楽観的に地道な努力を続けていきたい。

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