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G20サミット開幕。海洋プラや廃プラについてどうなるか。。。


本日G20サミットが開催される中、この標題の問題はどのような話が出されてくるのだろうか。

そんな中改めて廃プラについての状態と、専門会社の表向きの広報と実態の動きを文章に残しておきたいと思います。


まっとうな企業様もいらっしゃいますが、そうでない企業様も多くまっとうに活動されている企業様までがイメージが悪くなってしまっています。以下に書いているネガティブな情報で多く当てはまるのは、この業界で商社活動が主な収益源となっている会社に多く見られます。



国内では最終処理場が不足しているいて、海外への出荷に関しては新たに輸入禁止にはしる国も。

このように深刻化している業界。。。


https://www.asahi.com/articles/ASM6T4TBYM6TUHBI024.html




さて話題に多く上がるようになった、買い物袋など(ポリエチレンフィルム)のスクラップについてだが、色々な議論があるなか各業者はどんなふうな動きをシているかというと、結論から言うと4つ。

1つは、国内でマテリアルリサイクルにてペレットを生産し、国内外へ販売(ほぼ海外へ輸出)。2つ目は。相変わらずプレスされたサイコロ状のまま海外へ輸出。3つ目は固形燃料用として使用。そして4つ目は、埋め立てや焼却としての処理。


来年には日本事態が廃プラの輸出を規制する動きとなっている中、廃プラの貿易を商いとしている会社は、マレーシアなど限られた国に対して、今のうちにという感じで今でも輸出しているのが実態。

今では少なくなっていると思うが、まさしく中国の輸入規制がスタートした直後から多くの会社がやったことがある。

それは、貿易時に必ず記載するようになているコード(製品コード)もグレーな部分が存在する。


輸出するときには、このコンテナに入っている商材は”〇〇の製品ですよ〜”とか、”廃プラですよ〜”とか知らせるコードを記載して申告しなくてはならないようになっていて、このコードで”廃プラ”にあたる商品が中国で輸入の規制対象となったわけです。


しかし、すべてのコンテナの中身のすべてを都度確認されるわけではないのです。。。


結果、廃プラの輸出業者が実際にやった行動がこのコードに手をつけたわけなんです。



廃プラについて、社会的に大きな課題となり、今まさに地球規模でどうしていこうかの議論になっています。日の当たる部分だけの情報を見ていると、日本の業界業者はすごく頑張っているとの感じです。地に足をついて、実際に作業着を着てゴミをあさり、選別・加工などをしている業者は本当に苦労をしながらその地域のために一所懸命活動をされておられます。

しかし商社機能をメインに活動している業者は中々そうは感じられ難い動きもしているのが実態だと私が見ている中では感じます。

まあそこにお金とモノの動きが発生している分、経済的効果も間違いなく存在しているのですけどね・・・



いろいろと書きましたが、今の廃プラ問題の状況を生み出してしまったのも人の業が生み出した産物です。しかも自国の企業が・・・


さて、G20はどうなるやら。。。。

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