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ぼくのかんがえたさいきょうのリモートワークコミュニケーション

この記事は Funds Advent Calendar 2021 23日目の記事です!


はじめまして、Funds でエンジニアをしておりますhisazumiと申します。

コロナ禍の影響でリモートワークの普及が10年早まったとも言われる昨今
動画や音声を主体としたウェブ会議ツールのZoomGoogle Meet
テキストでやり取りするチャットツールのSlackMicrosoft Teamsなど
IT企業以外からでも普通に見聞きするようになりました。

そこで今回、数々の企業でリモートワークを自主導入してきた経験から
私なりの
リモートワークにおけるコミュニケーション上の考えや注意点を、リモートワークが浸透するにつれ主戦場になるチャットツール上のテキストベースコミュニケーションを中心に思ったことを書きなぐっていきます。

少しでもお仕事がスムーズに進んだり楽しく働けたりするのにお役に立てたら幸いです。

「自宅作業」で見つかる最古のチャット  設立翌日から早速リモート


なぜ、チャットツールは『主戦場』になっていくのでしょうか?


一定期間リモートワークを経験された方にとっては自然なことですが
会社内のやり取りにおいて
冒頭の絵にあるような(ももちゃんとうめさんくらい仲良くない限り)
四六時中、チームメンバーとZoomをつないでるわけにもいきません。

複数のメンバー間でと効率よく報告・連絡・相談をおこなう上で
相手が居なくてもメッセージが投げられる非同期性と
許可されたメンバーであれば誰でもメッセージが見られる周知力
といった使い勝手の良さ
がチャットツールにはあり、
リモートワーク上でのコミュニケーションの多くはこのツール上で行う事になります。

そもそもコミュニケーションはなんのため

コミュニケーションとは辞書的には
人と人との間で情報や意思を伝えることですが、その目的は

『コミュニケーションは
メッセージを受け取った相手に動いてもらえるかが全て』

になります。

正確な情報伝達、共感、納得、信頼関係の醸成などは重要ですが「行動」への手段やプロセスであって、それ自体は目的にはなりえません。

どんなに感動的なスピーチも、時間をかけたプレゼンテーション資料でも受け取った側にその後行動をおこさなければ全く意味がなく
社内やプロジェクト内のコミュニケーションにおいてもそれはかわりません。

チャットが得意なこと

チャットが得意なことは、なんといっても誰かに用事ができた時、すぐにメッセージを送れることです。伝える内容は整理する必要がありますが、相手がその答えを持っているなら、わずらわしい会議など設定する必要もなく用事が済んでしまいます。

簡単な質問、確認、依頼などはとても活用できる分野です。

あたりまえのことだけど意識すること

テキストベースで大事なことは、
相手に伝わる文章になっているか意識することです。

  • 主語、述語が抜けていないか

  • 意見を書くときは、理由や根拠をセットで伝えてるか

  • 事実と意見、事実と仮説は分けて伝えているか

  • 抽象化、簡略化し過ぎた表現になっていないか

  • 略語・専門用語を多用していないか

長くなり過ぎるのもよく有りませんが、

「相手に伝わる文章になっているか」を意識して、たまに読み返してみるなどしてみるだけでも違ってきます。

また、チャットでは、伝えたい相手以外のチームメンバーや他部署の人にも見られています。

見たメッセージにその人が理解できない略語・専門用語が多用されていたらきっと読むのをやめてしまうでしょう。
調べてもすぐにはヒットしない特殊や内輪な用語ならなおさらです。

自分の理解者や協力者を増やす芽を摘みたくないなら略語は極力さけましょう。(イーロン・マスクも言ってます)

チャットでやるには向いてないこと

チャットは、あまり議論には向いていません。

通常、健全な議論をするときは、前提となる条件や判断材料を
議論をする人たちの間で揃える前準備が必要です。

チャット上で発生する議論は、突発的で多くがその準備をできません。

また、時間を区切ることもできないので、返信する人がいる限り延々と議論を続けることができ収束することが難しいです。

チャットは、相手に厳しい指摘をするにはさらに向いていません。

テキストという情報が削ぎ落とされたシンプルな形式のため相手にストレートに受け取られてしまうのです。

そこには、笑顔や柔らかな口調などのフォローをいれる余地がありません。

このような時、まずテレビ会議で顔を合わせて同じ内容が相手に伝えられるかを想像してみましょう。

それが出来ない関係性の場合、チャットでの指摘まず間違いなく関係を悪化させるだけに終わります。

ツールを使い分けよう

相手に動いてもらうためにチャットだけで済ますのはなかなか大変です。
ツールには得意不得意があるので試しながらうまく使い分けましょう。

情報の構造やイメージをより視覚的に伝える
  -> ホワイトボードツール・デザインツール
相手との関係性を構築する
レスポンスの早いやり取りを集中的に行う
  -> テレビ会議ツール
整理された多量な情報を伝える
後から加わった人に伝える
  -> ドキュメンテーションツール

リモートの限界を知る

リモートワークが浸透していくと、相手の状況がみえづらくなり、一緒にお仕事していても、互いが互いをだんだん機能として見てしますようになります。

リモートワークを経験した方は、
相手に仕事を頼んだら(インプット)
仕事を行ってくれる(アウトプット)
機能と捉えてしまったことはありませんか?

相手の状況が見えづらいと、相手の状況を気にしなくなり
「あの人の責務で、あの人に頼んだのになんでできていないんだろう」
となります。

これがリモートワークの限界です。


そうならないよう、意識してビデオ会議を挟んでみたり
たまには一緒にごはんを食べに行くのもいいと思います。
(うう、いけてない墓穴を掘っている)

話はもどりますが、最初に書いたとおり

『コミュニケーションは
メッセージを受け取った相手に動いてもらえるかが全て』

です。

相手に気持ちよく動いてもらうために
 相手の状況に想像力を働かせてみましょう!

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おまけ


『コミュニケーションは
メッセージを受け取った相手に動いてもらえるかが全て』

まんまとモモウメの動画を見てしまったアナタそこのあなた!
狙い通りです。
気持ちよく動いていただけましたでしょうか?


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