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第一次絶望期(休職~退職)編

ついこの前、noteを再開するという記事で、これからゆるりと記事にしていきたいことを、おしながき~~~などと書きました。

その第一弾。

第一次絶望期(休職~退職)ということで、1年弱ほど前~半年前のことを書いていきたいと思います。



ときは昨年の4月に遡る(もう話と違う)。

公務員として仕事を始めて、4年目を迎えた僕は、無性にまちづくりや、快適な職場づくり、事業企画などへの興味関心が爆発。

同時に、人と関わることへの興味も大爆発していて、まちに出て一人でも多くの人と関わりたいと考えるように。

この年は、この熱量を100%活かせると確信していた、企画・まちづくり系の部署への異動も決まり、自分色全開でのびのびと仕事できる、「職場でこんな良い境遇なんてないんじゃないか?」といっても過言ではないくらいの意気込みでスタートをきった。

ところがどっこい、自分には全く気質が合わず、体調が悪化し、半年の間に有給休暇・夏季休暇・病休を全て消化し切ってきってしまい後がなくなった。

その中で、「今後どうしていくか、なぜ体調が悪くなってしまうのか」等について、当時の課長と面談をした。

「自分の思いが全く仕事に反映できていない事がすごく悔しい。それが大きなストレスとなって自分の負荷になっている。」的なことを正直に話していた時、人生で初めての経験をした。

自分が一番びっくり。

気付いたら涙を流していたという…。

おそらく、理由はこれ。

トップダウンの仕事がほとんどを占める職場の中で、若手職員が声を上げる機会がないことに憤りを感じていた僕は、「市長と若手職員の意見交換会」の企画を当時お世話になっていた部長お二方と打ち合わせをし、実現。
僕は、そこで3年間温めてきた職場環境の改善案、事業案、これから取り組みたいこと等からいくつかを厳選してプレゼンした。

他にも、市民団体との関係構築、これまでとは視点を変えた研修の企画、まちづくりに関する事業の立案、既存事業の改善なども試みた。

しかしここに書いたことは、
「前例がない」
「後任がこまる」
「失敗したらどうする?」
「そんな気張ってやることか?」
「責任の所在は?」
「業務量が増える」
などの理由から、何一つ実現には至らず。

※もちろん、自分の実力がなかったから出来なかったのは間違いないです笑
ただ、公務員という職は、保守的な気質が強いという一面があることも紛れもない事実です。
その自治体や部署にもよりますけどね!
これは、これから公務員になろうとする人がミスマッチを起こさないよう、敢えて隠さずに書いておきます。

そんなこんなで、周りとの温度差、自分なりに真剣に考えてきたことが実現できない悔しさ、体調が安定せず完全なパフォーマンスを発揮できないもどかしさが限界を迎えての悔し泣き。

それからすぐに体調は限界を迎え、3か月の休職を取ることに。

休職期間は実家に戻りゆっくり過ごしていましたが、体調は良くならず…。

むしろ、自分のことを「何もできない魂を抜かれたただの肉塊」と認知してしまうようになりました。

ただ、どうしても生きていかなければならない。
今後の人生どうやって生きていくのか?
必死に、体調が不規則に乱れる特性も考慮して個人事業を考えました。

公務員時代にこれといった実用的なスキル、いわゆる「手に職」をつけられていないことで、考えること全てが非現実的で、考えれば考えるほど悲しい気持ちになるばかり。

一方、現実的なことを考えると、今度は「一生この給与で生きていくの?無理じゃん」となる。

生きていかないといけない、このままではまずい。
⇒思いつく限り事業を考える
⇒できないじゃん
⇒体調が不規則でもできる事業、仕事考えよう
⇒これじゃ生きていけないじゃん
⇒やばい
⇒何か早く考えないと

完全に負のスパイラルだった。

けど、これがあったおかげで、本当に色々なことを考えるようになったし、いろんな人にも出会うようになったし、新しいことに挑戦するようにもなったし、自分が一番大切にしていることにも気づくきっかけにもなった。

特大の転機。

しんどくはあるけど、今は、この負のスパイラルの外からこれを経験した自分をメタ認知できているから多少良い方向には動いているのかな?

第一弾は、とりあえずこんなところで終了。

次回、「とある女性との出会い」ご期待ください笑


P.S.

よく「仕事だりい」、「仕事したくねえ」という不満の言葉を聞くけど、仕事をしたくてもできない人に対して失礼な発言に値すると思う。これは本気で思ったし、今でもそう思う。

「めんどくせえ!」は、どんなにポジティブに仕事をしていても必ず生じることだからいいけど。

こうゆう感じで、相手によって不快に感じる言葉って結構あるので、なにか発言するときは、その言葉が他の人に与える影響をしっかり考えれるような大人になりたいですね。






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