日本近現代の偉人たちのの生涯と絞り出した名言から学ぶマガジンです。
誕生日や命日を切り口に、2016年1月1日から毎朝書き続けています。
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2024年6月の記事一覧
「名言との対話」6月16日。梶山俊夫「何百年という、時も場所も超えて、作者と見る側とがごく自然な呼吸で、同次元で交感することができる。ぼくもそんな絵が描けたら、それが一番の理想だと思った」
梶山 俊夫(かじやま としお、1935年7月24日 - 2015年6月16日)は、日本の絵本作家。享年79。 1962年、抽象画でシェル美術賞を受賞して渡欧し1年ほど滞在。再び家族での渡欧を計画中に、奈良時代の廃寺跡・国分寺跡を巡る旅で、「畑や田んぼのあぜ道を歩いている自分が、一番正直な我が身の姿」だと気づき、日本で絵を描こうと決心した。 国宝「鳥獣戯画」を見たとき、作者である鳥羽僧正が「絵巻を挟んで向こう側に座っていって、じっと見ているような気がした」。同行の福音館書店