「名言との対話」12月1日。曲亭馬琴「世の中のやくをのがれてもとのまま かへるはあめとつちの人形」
曲亭 馬琴/滝沢馬琴(きょくてい ばきん/たきざわ ばきん、明和4年6月9日〈1767年7月4日〉- 嘉永元年11月6日〈1848年12月1日〉)は、江戸時代後期の読本作者。
江戸深川(江東区)出身。本名は滝沢興邦。曲亭馬琴は戯号(戯作者の雅号)。曲亭は『漢書』の「巴陵曲亭の陽に楽しむ」とある山の名。馬琴は『十訓抄』の小野篁の「才馬卿に非ずして、琴を弾くとも能はじ」から。この二つを組みあせて曲亭馬琴を名乗った。
俳諧、医術、儒学を学ぶ。24歳、山東京伝と親しくなり、戯作者