プロセス共有前の現状報告


お久しぶりです。
放課後おじさんこと竹内です。

本日より趣向を変えて投稿していきます。成長や失敗の過程を日々見守っていただけたら幸いです。

久々ということで。この数日間は現在僕が取り組んでいる事業についてアップしていきます。


◆放課後児童クラブ設立後の話
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福井県福井市北部で「アソビトマナビ学童保育センター」という民設民間の放課後児童クラブを立ち上げて1年9ヶ月が経ちました。

プレオープン2022年5月、児童2名から始まった当クラブ。
2023年4月正式オープンは13名でスタート。今年10月には21名になります。
ありがたいことにこの半年で8名の増員となりました。
#当センターの下校班が出来たことは感慨深い

4月からの入会者増加の要因は、この3つでしょう。

①地域の公設放課後児童クラブは定員満員で受入れが難しく、そのぶんアソビトマナビ学童保育センターに問い合わせがある。
#ウェルカムです
②公設放課後児童クラブのルールが難しく、親以外(祖父母)が仕事辞めても追い出されてしまう。アソビトマナビはその家庭の受け皿になっている。
③自由とあそびが方針のアソビトマナビが楽しすぎて、長期休暇のみの利用のつもりがそのまま通常保育へ…とか、見学にだけ来てくれたお子さんがそのまま入会する。
#ウェルカムですよ

①②は地域差ありますが、③の「アソビトマナビが楽しすぎて」については僕と同じ教育をツールとして事業されている方は興味深いのではないでしょうか。

こどもたちの「楽しい!」を引き出す「あそびと体験活動を重視した保育内容」については、実例交えながらまたお話させていただきますね。

今回はアソビトマナビの保育理念に基づいた『今と未来をタフに楽しく生きるためにたくましい頭を育む』取り組み(の、ほんの一部)そして利用者が増加することへの課題をお話いたします。


◆「人間は環境が9割」
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アソビトマナビでは「環境づくり」と「前向きな声かけ」をとにかく徹底しています。

僕の考える「環境」とは、いい文化(会社でいうカルチャー)と雰囲気。
自由と責任を打ち出し、ルールを守りさえすればあとは自由です。

◇責任感のある自由とは
アソビトマナビのこどもたちに「自由に遊んでいいよー」と言うとします。室内と仮定しましょうか。
こどもたちは思い思いに棚から折り紙を取り出し工作を始めたり、友達を誘ってボードゲームを始めたりします。ここまでは「自由」。

アソビトマナビでは「責任」がセット。上記のあそびのルールは例えばこんな感じ
・使ったものはもとの場所にしまおう
・友達に手は出さない
・大声を出さない(僕はいつも「静かに騒げー!」と言います#混乱するこどもたち)

予めルールをセットとしているため雰囲気のいいまま次の行動へと進んでいきます。
もちろん一筋縄ではいかない場合もあります。ケンカが始まったり、片付けず次の行動に移ってしまったり。大いにあります(笑)文化づくりがいかに大切か身に染みる日々です。

ルールを守る=自分の行動に「責任」を持つ。
責任を伴う自由という考え方をもったこどもたちがいることがアソビトマナビの文化となり、文化を守ることでいい雰囲気で活動できる「環境」を意識的に作っています。

社会に出た時に生きる力となる考え方を、今アソビトマナビのこどもたちは放課後児童クラブというコミュニティーで育んでいるのです。

利用者増員の話に戻りますが、自由にあそぶこどもが増えれば増えるほどクチャクチャになることは…目に見えます。

アソビトマナビはルールをセットにしていて、それが今いるこどもたちの「文化」となっています。今後ますます人数が増えても、良き文化のまま進んでいくだろうなと思います。

徹底事項2つ目の「前向きな声掛け」については、その道の権威とも呼ばれる方に近日中にお会いしますので、そこでさらに吸収して、アップしようと思います。乞うご期待。


◆利用者が増え続けることへの課題
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さて。児童13名正式オープンした2023年4月から、現在21名。
正直、こどもたちもスタッフも4月から1,5倍以上の人数増加に、ついていけておりません。先述のとおり環境づくりは徹底しているので雰囲気はいいのですが、細かな点が追いついてないのが現状。

現在の大きな課題は2つ。

課題①代表の僕に代わる毎日入れる保育スタッフがいない

現在在籍するスタッフは僕以外に4名。学生、ダブルワーカー、小さい子どもを抱える主婦など。それぞれの事情があり、毎日保育時間に入れるスタッフがいないのが現状です。
#今日はおとな誰いるのー?がこどもたちの第一声
ということでほぼ毎日僕が現場を回しているわけなのですが、本来僕は経営を回すいわば裏方。僕に代わるスタッフを見つけなければなりません。

課題②人数増加に対応できる新たな場所探し

こどもの遊び(このアソビはあえての漢字表記です)は想像以上にダイナミックですので、在籍人数+@を収容できる場所が必要です。
現在約20坪の一戸建て施設で運営しているアソビトマナビ。オープン当初は余裕がありましたが、だんだんと手狭になってきました。
そして立地。言わずもがなですがメインとなる小学校から近いほど良いです。
放課後おじさんスキマ時間を見つけては場所探しに奔走しております。
#ウロウロしていても怪しいものではありまへん

長くなりましたが、「アソビトマナビ学童保育センター」の現状と、抱える課題についてのお話でした。


◆2024年4月NPO法人化!
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します!
ただいま準備と体制作りに追われております。
福井県No.1の教育系NPO法人目指します!

個人事業→NPO法人化へのリアルタイムな進捗状況も、今後アップしていきますね!




◆その他こんなこともアップしていくよ
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・日々の活動の様子→会社としての課題をどう解決していくか
・「体験活動に特化した」放課後子ども教室
・「あそびを学びへ」ものづくりスクール
・僕の強みを活かした「別事業」について

僕の活動に少しでも興味を持たれた方、これからもよろしくお願いいたします!
以上、放課後おじさんでした。

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