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ヴィンセント・ギャロの描きたい世界と音楽をぴったりマッチさせた映画 ~「バッファロー'66」(アメリカ映画)🇺🇸

まず、、この作品を見て、ヴィンセント・ギャロってプログレ好きなのか!

と思った人も少なくないのではないでしょうか?

プログレの使い方が本当にうまくて、キングクリムゾンのムーンチャイルドに、YESのハート・オブ・サンライズを、あのシーンで使うセンスに脱帽でした。

改めて考えると、これらの音楽は主人公(ギャロ本人が演じた)の心の中に迷いこんだかのような色調&トーンで彩られていて。

殺風景であり、寂しくもあり、たんたんとした日常を映し出しているようでもある。

こんなイメージにプログレッシブ・ロックはぴったりはまるんですね。

季節は冬。映像は寒々しく暗い色調。街も茶色系統でこれまた薄暗い。ダンスホールも夜の盛場も暗い。登場人物も暗い。だから、ムーンチャイルドという曲に合わせ、スポットライトの月の光に照らされたクリスティーナ・リッチがキレイに浮かび上がるし、暗い盛り場の騒々しさも音楽によって一層、妖しさを増しています。


自分の描きたい世界、心情と音楽をぴったりマッチさせることに成功した奇跡的な映画と言えますね。


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