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国語科だけが国語を学ぶ場ではない

この本の題名は『国語を楽しく』である。
『国語科を楽しく』ではない。
この題名が批判された。

あなたの専門は「国語科」なのだから、
『国語科を楽しく』とすべきだ。
他教科にまで口を出すのは失礼だ。
自分の領分を守れ。
と言われた。
 
言葉は生活の中で学ばれ、
国語科を含む全教科の中で学ばれる。
それが「国語」の学びである。
国語科だけが国語を学ぶ場ではない。
子ども一人一人の世界観を形成する言葉の学びが、
すべての教科でなされている。
そう考える私は、国語科以外の教科に対して、
敬意を抱いている。
それがどうして失礼になるだろうか?
 
私のこのようなカリキュラム観について述べているのが、
第6章「国語学習の総合性 二重カリキュラムという見方」である。
 
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