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枕草子で翻作(ほんさく)

枕草子で翻作(ほんさく)

短くてありぬべきもの。校長の話。一分、二分、三分、時過ぐるにつれ、皆の視線、床へと移る。「顔上げよ。」怒る校長。耐ゆる我ら。教室にて文句言ひけり。短くてありぬべし。

書いたのは中学生。これを見た校長先生は笑っていらしたそうである。指導者は田口和子氏。
生徒たちは『枕草子』の古文や現代語訳や漫画から好きなところを選んで翻作表現し、中学生版「枕草子翻作集」を作った。古典に親しんだ。表現力や理解力も高まった。
「翻作法(ほんさくほう)」の1例である。「作るプロジェクト」の1例でもある。

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