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二児父の育休日記①(産前から出産&入院)

第二子が生まれて、ありがたいことに職場から育休をいただいている。週2~3日午前中に在宅で仕事の指示やパソコンの作業はしているが、ほぼ家族との時間に費やすことができている。育休を経験して初めて分かったこともあり、日記に残しておこうと思う。
ちなみに単なる個人の経験と主観を綴って、単純に「おれ家事育児ガンバってます」アピールの日記です。

▼産前から出産まで▼
産前2週間ほど前から、職場の夏休みの制度と育休を併せて取得させてもらい、産前から在宅で仕事しつつも家族との時間を過ごせた。出産は妻の希望で近所の助産院でお世話になり、コロナ禍ではあるが出産の立ち会いや検診、産後の面会まで家族の出入りを認めてもらったおかげで、いつでもサポートできる状況にさせてもらった。また、産前はいつでも車を運転できるようアルコールは控え、妻の生活リズムになるべく合わせるようにしていたと思う。

ちなみに上の子(娘)は2歳で保育園通い。出産前は、世間一般で言う子供たちの夏休み期間は保育園もなるべく家庭保育をお願いされたことと、妻の出産直前のコロナ感染も警戒し、出産予定日から3~4週間はほぼ娘に保育園を休ませた。それも僕が育休を取ることで、日中でも娘の世話ができたから休ませられた。保育園に行かない分、娘を朝から散歩に連れていったり、昼寝後に買い物に連れ出したりと、娘が自宅に籠りっきりにならないようにした。自宅に籠ると、親も子もストレスが溜まる。僕も妻も丸一日ずっと子供に付き合って遊ぶほどの体力もメンタルも備えていない。親もYouTubeやSNS、ゲームをする時間がないと耐えられない。自分のリフレッシュできる時間がないと、子供にストレスの矛先が向いてしまう。かといって、子供にYouTubeばかり見せてほったらかしにしたくはない。うちの家族は元々家事育児は分担だが、改めてそのあたりのメンタルバランスを保つためには、夫婦が協力して家事育児を交代でやるなどして、乗り切ることが大事だと分かった。ちなみに保育園に復帰後の娘は、ブランクの期間で保育園の感覚が薄れていたようで、親しい先生にも最初はかなり緊張しており、休ませ過ぎたと思った。娘にとってはそういった経験も必要なのかもしれないが、色々とバランスを取らないといけないんだなぁと痛感した。

そんなこんなで出産予定日当日を迎えるも妻の身体に大きな変化はなし。結局予定日を過ぎても同じような生活が続いた。

そして、徐々に妻におしるしや腰の痛みが出てきたようで、予定日から5日後の午前中に妻の陣痛の間隔が5分ほどになり、午後に車で助産院に移動。土曜日だったので、上の子は保育園を休ませており、一緒に連れて行った。助産院に着いてからは助産師さんに一旦妻を任せて、僕は上の子の相手をしていた。その間に義母が駆けつけてくれ、上の子の世話を義母に任せて僕も分娩室に。それから2時間ほどでお産が佳境に。義母と娘(上の子)も分娩室に入り、全員で妻を見守った。妻はもちろん、僕も汗だくになりながら、腰をさすったり妻を抱えたり。義母は妻に声を掛けて励まし、娘は大人しく昼寝...(上の子は生まれる瞬間を見ていないが、走り回ったりせずに昼寝しててくれたことは凄く助かった。起きた時に赤ちゃんいて困惑してたけど...笑)

妻はお産を無事に終えた。本当に妻は大変だったと思うが、お産の時はずっと前向きな言葉を自分に掛け続けて、かつ、冷静に自分の休むタイミングも助産師さんにしっかり伝えていた。あの極限状態でなんという精神力の強さかと思った。感謝と共に尊敬の念を抱いた。母子共に無事で、支えてくださった助産師さん2名や、義母や義親戚にも感謝が尽きない。

▼産後の妻の入院期間▼
夕方に生まれて、その日は2時間ほど助産院に滞在した後、上の子と共に帰宅。そこから3日間は妻の入院期間で、僕は助産院に面会に行きつつ、朝晩は上の子との二人暮らし。

出産翌朝は日曜日。娘と朝ごはんを食べて、軽く掃除をした後、9時から12時まで娘と児童施設へ遊びに行った。帰宅後、娘はお昼寝、14時頃起きてお昼ごはん。その後、娘を連れて助産院へ妻の面会。義両親や義親戚が入れ替わりで来ていた。娘はやりたい放題なので僕が助産院の中を追いかけっぱなしで、妻とゆっくり話す時間もあまりなかった。とにかく妻も生まれた子も無事で、出産日の夜は助産師さんに赤ん坊を預けて、そこそこ寝れたみたい。赤ん坊もとりわけ悪いところは無さそうで、とりあえずホッと一安心した。夕方には家に帰って娘と風呂に入り、晩ごはん、娘と少し遊んで21時ころには就寝した。

妻と赤ん坊の入院二日目。
6時に起きて上の子の朝ごはん、保育園準備、保育園送り、帰ってきて洗濯、掃除、仕事を午前中に済ませて、昼から助産院に面会。妻と話をしたり、赤ん坊にミルクをあげたり、沐浴の仕方を教えてもらったり。夕方には娘を保育園に迎えに行き、娘と公園で30分ほど遊んで帰宅、娘を風呂に入れ、洗濯、晩ごはん、娘と遊ぶ、21時就寝。仕事してるワンオペの人は毎日これよりハードなのかと思うと、気が遠くなった... 

入院三日目(この日の夕方に退院)
朝は二日目とほぼ同じ。慣れると、「娘が言うことを聞いてくれさえすれば」ある程度こなせる感じはしてくる。面会は少し遅めの時間の方が良かったらしく、昼から1時間ほどゲームをして息抜きした。(息抜きホント大事。普段ちゃんと家事して娘の相手もしてたら夕方以降はスマホ見る時間もない)
15時ころから助産院に面会に行き、妻がシャワーしてる間に赤ん坊の沐浴の練習をした。沐浴は上の子の時によくやっていたので、そんなに難しさは感じなかったが、生まれたばかりの子なのに、上の子の時より自分の動作が雑になってる気がした。その後、妻と談笑しながら出生届やお互いの職場に提出する書類の記入、あっという間に上の子を保育園に迎えに行く時間。迎えに行って一旦帰宅して、上の子をシャワーさせて、親戚の車で助産院に移動。妻子退院して、家族みんなで帰宅。改めて助産院でお世話になって本当に良かったと思う。

産後はバタバタだったが、無事退院して家族四人の生活が始まった。ちなみに妻が退院してからも、下の子の世話以外のほとんどの家事育児を僕がこなしているが、なかなか旦那さんが産後の奥さんの大変さを理解するのは難しいのではないだろうか。産後の奥さんに洗濯、掃除、料理、皿洗いさせている家庭も多いのでは?極端な話、仕事のない日は全部旦那がやるべきだと僕は思う。妻はいつも僕に今どのように大変かを分かりやすく伝えてくれるため、僕は妻の大変さを想像しやすい。昼夜問わず2時間おきに授乳を求められ、子供に授乳していない時は乳房が張って痛いらしく、産後も体内に残ったものが出てくるのでお風呂にも浸かれない。他にも沢山あり、身体の状態は個人差があるようだが、これも旦那さんは興味を持って調べたり、教わったりしないと知らないことだと思う。(もしかしたら僕は上の子が生まれた時に妻に教わるまで知らなかったので、僕が無知なだけかもしれないが...)しかし、それを知っていれば奥さんの大変さは想像できるだろう。いくら子供が可愛いとはいえ、お産時に想像を絶する激痛を味わいながら、まだ普段とは程遠い身体の状態を続けなければいけない母体をもう少し世の男性は考えてもいいんじゃないかと思ったりする。また、妻は体調が良い時は、ちゃんと僕に息抜きの時間もくれる。だから、息抜き以外の時間は全部こなしてあげたいという気持ちになるから家事育児はできることはほぼやってる。それでうまくいっているかと言うと実はそうでもない。僕にも息抜きあれど、ストレスはかなりある。しかし、そこは夫であり父としての責任が僕を突き動かしている。

今回はここまでにしたい。説明不足な箇所や、まだまだ他にも書きたいこと山ほどあるが、とりあえず次回は退院後の話をする。
<次回へ続く>

二児父の育休日記②(退院後1週間)

二児父の育休日記③(生後2週目)

二児父の育休日記④(生後3週目)

二児父の育休日記⑤(生後4週目)

育児休業日記締め

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