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二児父の育休日記⑤(生後4週目)


二児父の育休日記①(産前から出産&入院)
二児父の育休日記②(退院後1週間)
二児父の育休日記③(生後2週目)
二児父の育休日記④(生後3週目)

これを書いている時点で、育休も残り1週間となった。4週目は自分との戦いといった感じで、一日中ずっとストレスを抱えたまま過ごしているような感じ。上の子が保育園に行っている時間は、かなりゆっくりさせてもらっていると思うのだが、何故か心はどんよりとした感じで、何をするにもやる気が出ないような状態だった。そこで正直に妻に「今しんどい」と自分の気持ちもハッキリしないまま伝えてみると、「100%全部しようとしてくれてるからなんじゃない?55くらいやってくれたらいいんだよ」と返ってきた。これはすごく楽だった。よくよく考えてみると、日中も上の子下の子問わず、何かあったらすぐに対応するということを一日中気にしながら生活していたような気がする。「育休中だから家事育児はサボってはいけない」とか「妻や子供のために何でもやらないといけない」といった半ば強制労働を強いられているような精神状態だった。だから、息を抜くときは妻にすべて任せて息を抜かせてもらうことにした。そこから心身ともに楽になってきたので、上の子に叱ることも減った。そんなこんなで精神状態もアップダウンを繰り返しながら子育てをしている状態である。

▼他人や他の家庭とは違うことを認識する

どうしてもやりがちなこととして、他人や他の家庭との比較がある。良いことも悪いことも他と比較して、うちはできている、うちはできていない、と判断してしまうことがある。しかし、事ある度に子供も大人も十人十色なら、家庭も同じであることを忘れてはいけないと再認識させられる日々である。他との比較は、自分の意識が他に向いている証拠であり、うちの家族や自分に意識がいっていないためうまくいかないことが起こる原因となり得る。これは僕の改善点であるが、どうしても他の旦那さんよりも家事育児を頑張っているような気がすることで、優越感を得ていることがある。しかし、家庭内においてそれは適切な家事育児なのかは別問題であり、そこはしっかりと認識しておかなければ、ただの自己満足でしかなくなってしまう。30代に入ってもまだ他と比較することでしか優越感を得られない自分の幼さに気が滅入るが、自己分析できているという点だけでも良しとする。

▼家族の時間と自分の時間のバランス

僕は、個人的に自分の好きなことをする時間が欲しい人間で、人と居る時間は例え家族と一緒でさえも、多少なり気を遣って過ごしている。だからこそ、誰にも気を遣わずに好きなことをする時間を確保しておくことは、とても重要なことであるが、この育休中は家族全員が寝ている時間のみ捻出できる。ただし、夜は一緒に寝るようにしているし、家族が昼寝をしている時もいつ起きるかソワソワしながらゲームをしているような感じで、好きなことに集中しているとは言い難い。なので、好きなことをする時にはちゃんとすべて妻に任せて、家事をするときはしっかりやるというメリハリが大事だと思った。僕の場合は、自分の時間を中途半端に過ごすと逆にストレスとなり、家事育児に影響を及ぼす。単純に僕が情けないだけなのかもしれないが、そこはメリハリをつけないと仕事とプライベートのオンオフの切り替えができていないのと似たような現象になっていると感じる。

妻と話し合った上で、楽しむ時はすべてを忘れてやりたいことに集中させてもらう。そして、自分の時間をもらったら、家事育児でしっかりお返しすることで家族円満になればいいと考えている。

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先週あたりから書く内容も減ってきたため、今週はあまり書くことが無さそうだ。来週は育休から職場復帰するため、復帰1週間目の感想は日記に残しておこうと思う。

<次回に続く>


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