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PowerPointやGoogle Slidesは不要 - Miroがあればほとんどのことは事足りる

私はこれまでPowerPointやGoogle Slidesで事前に資料を作成して何らかの会議で相手に内容を説明することを日々繰り返してきました。

ここ数年、資料作成は時間と労力を要する割に得られる成果が少ないような気がして何となく悶々としていました。


プレゼンテーション資料作成ツールの目的の1つに、自分の考えを体系的に整理/表現して相手に伝えてフィードバックを得ることがあるかと思います。

同じことが達成できればプレゼンテーション資料作成ツールを使わなくても良いのでは? と何年も漠然と考えていました。

何故、プレゼンテーション資料作成ツールを利用した資料作成は時間と労力を要する割に得られる成果が少ないと感じるのか改めて自問してみます。


先ず、作成している過程で "自分の考えが正しい、論理矛盾は無い、全員が合意" といった暴論に陥りがちな点です。私だけかもしれませんが。

次に、記載する内容に絶対の責任を持たなければならない点です。

会社のロゴが入った資料作成ツールに記載する文字は個人ではなく会社の責任になるので1大事です。

"xxって何ですか" と聞かれたら正確に説明できなくてはなりません。

最後に枝葉末節な議論に陥りがちな点です。フォントだとか色だとか画像だとか、本質的では無い議論にそれてしまうことが多いかと。


これらの問題を回避するために、ここ数ヶ月はmiroというオンラインホワイトボードツールを利用しています。

先にあげた課題点をオンラインホワイトボードツールを利用すると解決できるのか改めて自問してみます。


まっさらなホワイトボードを会議出席者に共有しながら0から文字やオブジェクトを書いていくので、正しいも間違いもありません

純粋に自分が考えていることを書き出しながら議論できますね。

また、用意周到に準備されたこってりしたSlideを見せられて相手は口を出しづらくなることもありませんね。

結局、会議中にファシリテーターが話っしぱなしで強引に全員合意、または何も決定せず次回の会議に持ち越しなんてことになりがちかと思います。

まっさらなホワイトボードに書く文字やオブジェクトはあくまで個人のアイデアです。個人のアイデアに責任も何もありませんね。

miroに限った話かもしれせんが、デフォルトの色も16種類程度で限定されている、オブジェクトも良く見る丸や四角や雲なのでシンプルです。

本質的な議論に集中できます。


With感染症/マルウェア時代に即した新しいコミュニケーション手段が必要かと思います。PowerPointやGoogle Slidesだけが全てではありませんね。






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