見出し画像

良いことばかりじゃないね

先週は会社のKick-offミーティングに出席するため西海岸のSan Diegoに滞在していました。感染症が始まって以来初めてのUS訪問です。

マスクをしている人は皆無で、完全に感染症前の日常に戻っていました。

私も初日はマスクをしていましたが郷に入っては郷に従えべくマスクを外して同僚との食事会も楽しみました。


San Diegoを訪問するのは今回が初めてでした。西海岸の小さな街でLAから車で2時間程度の距離ですね。

数日間しか滞在していないので実態は不明ですが、LAより治安が良くて快適な印象です。朝晩は雨が降って気温も下がりましたが日中は快晴でした。

ミーティング最終日は午前中で終わったため、午後はタクシーでダウンタウンに出かけました。

Uberのオッチャン曰く、San Diegoは西海岸特有の年間を通じた温暖な気候と治安の良さもあいまって近年アメリカ人に人気の街になってきて移住者も増えているとのことです。

ダウンタウンでも歩いている人が沢山いて安全な感じでしたね。LAのダウンタウンは日中でも危険な匂いがするから比較すると違いがわかります。

同僚が何人か現地に住んでいて、たまに週末に犬とビーチに出かけた時の写真をSlackに投稿していて、それだけ見るといかにもカルフォルニアな感じでキラキラしていますね。


と同時に、カルフォルニア州のありえない税率の大きさに疲弊してテキサス州をはじめ他の税率の低い州に引っ越す人も増えてきていると。

さらに元々San Diegoに暮らしていた人で中間層の人は税金や家賃の高騰に苦しんでいてホームレスになってしまった人も一定数いると。。。

確かにダウンタウンではホームレスをちらほら見かけました。スーパーにも明らかに危なそうな連中も。陳列棚からクッキーをとって会計してないのに袋を開けて食べてるし。


私はベタな観光客で、初めて訪れた街の良いところだけを見て"こんな街に住みたいなぁ"なんて思ったりするタイプです。

2004年に初めてシアトルを訪れた時は、当時のイチロー選手の年間安打記録の予熱も相まってかすぐに気に入りました。

数日間の滞在だと良いところしか目に入らないのでありがちですね。

現実は、年間の2/3は雨がしとしと降って陰鬱な街、自殺率も全米の中で上位であることは有名です。

良いところだけで何かを判断することは愚かなことですね。


San Diegoで暮らす人々も、SNSにアップしているようなキラキラした感じの日常ばかりではないはずですね。

良いことも悪いことも全て受け入れて前向きに生きたいですね。

こちらはSan Diegoのダウンタウンのレストランで食べたBaby Kale Salad. ベリーフレーバーな感じで甘い風味がするサラダです。あまり美味しくなかった。残念。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?