ダーリン
変わっていく友達を見送って
内省をひたすらに拒んだ
半年経った私には
狭い部屋だけあてがわれた
薄闇の夜明けを走り
私のためだけの光に逃げ込んだ
閉じ込めた孤高の天才
永遠を握りしめた
体のないダーリン
私今夜はまだ眠りたくない
まだまだ遊んでいたいの
炭酸のジュースもらってきて
不安が肌を撫でるのは
きっと退屈の予兆であります
手軽な異空間を開いて
無関心の世界があるでしょう
後ろめたいダーリン
疲れたからもう眠りたい
冷たい夜に幕を閉じた
丸まった毛布を伸ばして
Writer of Wide Scence