EduITという教育メディアを立ち上げたきっかけ
最近、EduITという教育メディアを立ち上げました。
今回は、なぜ教育メディアを立ち上げたのか?についてお話ししたいと思います。
教育メディアを立ち上げたきっかけ
教育メディアを立ち上げたきっかけは、実はシンプルです。
教育というものをもっと知り、もっと情報共有したいから。
ただ、これだけでした。
では、なぜ教育を題材にしたのか?という点からお伝えします。
教育は社会の基盤になる
私は、以下の名言が好きです。
・教育こそが未来へのパスポートである(マルコムX)
・教育とは世界を変えるために用いることができる最も強力な武器である(ネルソンマンデラ)
・教育の究極の役割は人類文明持続への貢献だ。加えて、我が国の命運もかかっている(野依良治)
実際に仕事をしていて感じるのが、「教育の格差」がそのまま「貧富の差」や「幸福の格差」を助長している社会構造です。
大卒とか高卒とか、学歴の話ではありません。
幼少期に素晴らしい体験をしたり、素晴らしい先生と出会ったりした場合、その子の人生は豊かになるでしょう。しかし、逆もまた然りです。
良い教育環境を受けられた子どもたちは、裕福になったり幸福を感じられるでしょうが、良い教育環境に恵まれなかった子どもたちは、裕福になったり幸福を感じられなくなる可能性が高い、という現実です。
子どものミライを作るのは実は教育なんだ、と痛感したのが、EduITを立ち上げたきっかけでもあります。
大きく変わっている、教育を取り巻く環境
インターネットにより、情報が氾濫している昨今、科学技術は大きく進化し、今なお進化のスピードがあがっています。
その中で、従来の教育を受けてきた大人たちが、今までと同じ概念で子どもたちに教育環境を提供できたとしても、子どもたちにとって有益な環境にはならない可能性が高いわけです。
例えば、我々30代~40代は、
「これからの時代は、英語が当たり前になる時代だ!」
と教わり、英語をがっつり勉強した記憶があります。
一方、20代やその下の世代は、
「これからの時代は、ゆとり?なんだろう?」
という感じで、徐々に大人たちも将来が読めなくなっているわけです。
また、教育環境が目まぐるしく変わっていってることを実感しているのは、実は教育現場にいる先生方だと思っています。
これは、実際に自分が将棋講師を通じて教育現場に携わり見てきたからこそ、お伝えできるポイントです。
目先の話に飛びつく文科省やメディア
最近になって「非認知能力」「STEAM教育」というキーワードがチラホラ目に入るようになりました。
また、2020年からプログラミング教育が小学校で必須となっています。
ただ、プログラミング教育といっても、実際は与えられた問題を解くという従来のスキームのもとに教育カリキュラムが作られています。
実は、他の子供向けプログラミング教室も、ほとんど同じです。
「非認知能力」「STEAM教育」「プログラミング教育」、キーワードばかり先行し、子どもたちの将来に役に立つ教育に落とし込めていない。
実際に、プログラミング教育の教材を見てみましたが、このままだと「マクロが組める」人や「プログラムが書ける」人が量産されてしまいます。
それでは、問題発見能力が欠如してしまいます。
つまり、「仕事を創り出す」ことができない可能性が高いのです。
そういった現状を何とかしたいと思ったわけです。
実際現場でプログラミングを使ってシステム開発をしている立場からすると、プログラムをかけるようになることよりも、問題を発見し解決する能力のほうがはるかに大事だと思っています。
EduITは、これからの時代に必要な教育を模索し、パパママと共有するメディアを目指す
最後に、EduITは、
これからの時代に必要な教育を模索し、パパママと共有するメディア
を目指していきたいと思っています。
これは、どの教育メディアや子供向けメディアもできないと勝手に自負しています。
というのも、自分や自分が経営に参画しているオンラインレッスンプラットフォーム「スタコレ(StudyCollect)」を通じて、常に教育についてアップデートし続けているからです。
noteではあまり書けませんが、自分のもとに保護者からの声やレッスンの情報が常に共有されるようになっています。
だからこそ、将来を生きる子どもたちにとって、必要な「場」や「人」とは何だろう?と考えられるのです。
このスキームは、教育事業に携わって、実際に子どもたちと現場で接して初めてできる仕組みです。ただ、教育環境を作ればいいというわけではないのです。
最後に
コロナ禍で、大人も子供も思うように生きずらい世の中になりました。
しかし、子どもはいつも大人の背中を見て育ちます(自分もそうでした)
「今は厳しい世の中だから・・・」と下を向くよりも、
「今は厳しいけど、パパやママが何とかする!」と前向きに考え、トライしてくれた方が、子どもたちも前向きになりますし、いろんなことに挑戦しますよね?
少しでも多くの子どもたちが、「自分で将来を切り開ける力」を身に着けられる教育環境を提供したい!
さらに、教育現場で得られた有益な情報を、EduITを通じて常に発信し続けたいと思っています。
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