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デザイナーは「Why」と「How」を使いこなすとレベルが上がる
こんにちは、手汗がすごくてMacがすぐ汚れるヒサシです(汚い…)。
『「Why」で理由、「How」で方法を出す。』
この2つの武器を使いこなせると、提案力抜群でアイデアマン認定される、最強のデザイナーになれます。
というか、デザイナーがやるべきことは厳密に言えばこの2つだけです
「Why」と「How」とは和訳すると
「なぜ」と「どうやって」です。
なぜ?と問うと「理由や目的」が浮き彫りになり、
どうやって?と問うと「方法や表現」が出てきます。
優秀なデザイナーは
この2つがめちゃくちゃ上手です
デザイナーとして成功するには、
「デザインで結果を出す」ことが必要不可欠です
結果を出すとは、
「売り上げが上がった」とか
「クリック率が上がった」とかです
そのためには、
プロジェクトの課題を知り、その対策を的確に思いつく必要があります。
そのための「Why」と「How」を解説します。
「Why」の重要性
「Why」が最も効力を発揮するのは、
ヒアリングの場面
例えば、
クライアントからこんな依頼が来たとします。
【こんな依頼が来たとする】
「エステサロンのロゴを作ってほしい。
この競合のロゴをマネして作ってほしい。
30~40代の主婦層に刺したいので、色は黒と金がいいかな。あとは〜〜。」
みたいに依頼されたとして、
あなたならどう返しますか?
そのまま作り始めますか?
この状況でなにも聞き返さず、
そのまま作り始めてしまうデザイナーは2流です
もっともっと「Why」を深ぼるべきです
【こう聞き返す!】
「なぜ、この競合のロゴが良いと思ったんですか?」
「なぜ、30~40代の主婦層に刺したいんですか?」
「なぜ、黒と金が良いと思ったんですか?」
「なぜ、ロゴを作りたいんですか?」
これも聞くべきです。
(全部言い方はやさしく)
そうすると
↓こんな感じで返ってきます
【クライアントの回答と心の声】
なぜ、この競合のロゴが良いと思ったんですか?
→「スタイリッシュな形が好きなんだよね」
(心の声:色が好きなのかと思ってた!形が好きなのね)
なぜ、30~40代の主婦層に刺したいんですか?
→「エステサロンだと、なんとなくそれくらいの層が来そうだから」
(心の声:適当に決めてるんかい!ちゃんとターゲットリサーチしないと)
なぜ、黒と金が良いと思ったんですか?
→「かっこいいじゃん?」
(心の声:好みなんかい!サロンの印象にあった色味を提案しないと)
なぜ、ロゴを作りたいんですか?
→「今のロゴがあんまり好きじゃないんだよね」
(心の声:知らなかった!どこが好きじゃないか聞かないと)
こんな感じで「Why」で掘ると、
クライアントとの認識の違いだったり、
そももそも知らなかった前提情報がたくさん出てきます
(デザインでやり直しが大量発生する人は、聞き返しが足りてないことが多い)
そして、「Why」で掘ると、
プロジェクトの根本的な課題がわかるので、対策も練りやすくなります
それでは、
「Why」を掘った次は「How」を掘ってみましょう
「How」の重要性
ヒアリングが終了して、
課題がわかったら「How」で掘りまくります
例えば、
こんな要件定義になったとします
【要件定義】
・エステサロンのロゴを作る
・ターゲットは20~40代主婦層
・スタイリッシュというよりは柔らかい印象
・色味は白と金ベース
これを「How」で掘りまくります
【「How」で掘る】
「どうやったら、エステサロンとわかるロゴになる?」
「どうやったら、20~40代主婦に刺さる?」
「どうやったら、柔らかい印象になる?」
「どうやったら、白と金のロゴができる?」
すると、、、
【こんなアクションが出てくる!】
「エステとわかるには、
「女性の顔」が入ってたほうが良いかな」
「20~40代主婦に刺すには、
「暖色でトーン高め」が良いかな」
「柔らかい印象にするには、
「曲線」を使って「暖色」にするのが良いかな」
「白と金のロゴにするには、
「白と金のロゴをたくさんリサーチ」してみよう」
というように
具体的なアクションがどんどん出てきます。
つまり、
「なにをすればいいかわからない」
ってことは無くなります。
デザイン中に手が止まる原因は、「How」で掘れてないからです。(もしくは、ちゃんとした「Why」がないか。)
このように、
「How」で掘りまくれば、「Why」で出した課題に対してダイレクトに効いてくるアクション・表現がどんどん出てきます
まとめ
こんな感じで、
「Why」と「How」の2つを使いこなすことで、
圧倒的な成果を出すことができます
このことを念頭に、もっと理由を聞いて、
最速で方法を探っていきましょう
ちなみに、理由を聞き返すことが失礼だと思っている人が多いですが、結果が出ないほうが失礼なので、ガンガン聞いてあげましょう
クライアントもデザインのことはよくわかっていない人が多いので、デザイナーが率先して導いてあげるべきです
少しでもこの投稿が参考になったら嬉しいです。
それではまたお会いしましょう!
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