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階下から聴こえるギターの音色⑤雪のじかん

おはようございます。
公開は夕方ですが、
今日は喋るように書きたいので
おはようございますなのです~

昨日から降りはじめた雪、
けっこうつもりましたね!

数週間前にもあった雪予報は外れて
子どもたちは目に見えてガッカリしていたので
今回ばかりはと期待していて、大喜びです。


下の娘はもちろんですが
春には小6の息子がまた、微笑ましい。

彼には同級生のおさななじみ女子が
近所にふたりいて、雪が降ると
上の子たちも出てきて家の前で集まって
遊ぶ姿が風物詩でした。

成長と共にあまり遊ばなくなった時期も
雪が降れば集結して、またそれをきっかけに
遊ぶようになったり。

娘もそこに混ぜてもらって遊ぶので
そういう光景はしみじみまぶしく
有難いのです。

「雪が降ったらまたみんなで遊ぶんだ~」と
待ちわびていた、その通り!
昨日は暗くなるまで、雪と戯れていた子ら。
その後は直行お風呂のパターンです。

朝を迎えて銀世界、
息子は休校にならなかった~と
悔しがりながら登校し
娘は園まで片道30分超かけ歩いて
送ってきたところです。

歩くっていいですね。

そして、雪っていいな。

雪かきのためや
いつもと違う時間や手段で出かけるために
外にはふだんよりも人が多く居て、

こわごわと歩きながら互いに
労わるような微笑や言葉が
さりげなく交わされたり
雪かきの手を止めて通行を見守って下さると
自然と挨拶が生まれたりして

人がただ多いだけじゃなくて
人との距離が近くなる実感がありました。

子連れのせいもあるかもしれないけど
帰り道はひとりだったので
やっぱりそれだけじゃあ、ない。

そう、娘を送り届けた帰路の時間
「そうだこの道を通ろう」と思った小路は
案の定、犬の足跡がみられました。

雪が降ると、
実家で飼っていた犬たちを思い出します。

わたしが2歳の頃に来た秋田犬のミミは
中学2年生まで一緒に暮らしました。

そのあと、短命でしたがロビンという
ピレネー犬が家族でいたこともあって、

どちらも大きな犬で、
雪が降ると大喜びでした。

実家の前には公園が広がっているので
朝、カーテンをあけたときの雪景色は
それはもう圧巻で、
犬たち同様、飛び出す気持ちをおさえるのは
むずかしいほどの美しい光景です。

まだだれも踏んでいない雪原に
自分の足跡
そして、ミミやロビンのつけた足跡が
あちこちについていくのはとても楽しかった。

「雪やこんこ あられやこんこ」
ではじまる唱歌には
「犬はよろこび 庭かけまわり」
とありますが
ほんとうだなあといつも思ってた。

猫は一緒に暮らしたことがないんだけど
きっと、こたつでまるくなるって
ほんとうなんだろうなあっていうのも
セットでいつも考えたこと。

関東の都市部で住んでいれば特に
雪もひとつの非日常で
そして雪はひとつの自然体験ですね。

それがもたらしてくれる
やさしい時間が
今日一日ひとりでも多くの人たちに
ありますように。

それによって、誰かと誰かの心が
いつもよりもずっと自然に
そっと近づけますように。

送りから帰宅すると
夫が自宅回りを雪かきしてくれてました。

そのやさしさの光景に思わずパチリ

わかるかな? ご近所の玄関前を除雪し歩く道を確保しています。これを5軒分して通りまで繋げていた夫。

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