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鏡のなかの言葉(定期購読)

映画監督松井久子が編集長となり、生き方、暮し、アート、映画、表現等について4人のプロが書くコラムと、映画づくり、ライティング、YOGA等のワークショップ、そして編集長がお勧めする… もっと読む
1.映画監督松井久子と読者との双方向コミュニティに参加できる。2.ワークショップ(書くこと、映画を… もっと詳しく
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2020年5月の記事一覧

松井久子のNoteマガジン「鏡のなかの言葉」

ごあいさつ桜が散り、紫陽花が咲くのを待つ間、樹々の葉はウイルスの脅威などなんのその季節のめぐり通りに耀いています。 そんな5月21日。特別な誕生日を迎えました。 あの人と逢いたい、でも逢えない…。 Stay Homeで、そんな淋しさのなかにいたとき、かつて映画をつくるたびに全国の皆さんと繋がっていた、あの懐かしい頃を思い出していました。 『折り梅』のときは約480人、『レオニー』のときは約4700人の人びとが  私の映画に関心を寄せてくださって、寄付を頂いたり前売りチケ

オンラインワークショップ  書く。ー01

私たちは何のために、ものを書くのでしょう? ネット社会のなかにあって、TwitterやFacebook、そしてBlogなど、私たちの若い頃よりはるかに誰もが、スマホやパソコンを使って「書く」時代になりました。 たまに誰かのブログを覗いてみると「上手いなあ」と感心させられることがよくあって、昨日まで人気ブロガーだった人が気がつくと作家になっていたという風に。

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つれづれ日記02

SNSは、自由と民主主義を損なう? ある夜テレビから、そんな言葉が、耳に飛び込んできました。 NHKのBSで放映されていた、哲学者マルクス・ガブリエルの『欲望の時代の哲学2020』という番組で、ご覧になった方もいるでしょう。 「SNSは法の支配に守られていないので、誰かが私を攻撃できる。意見が合わないときは、相手に合わない自己イメージを生み出してしまい私たちは知らず知らずのうちに、振舞いを操られている」と、ガブリエルは主張していました。 SNSが自由と民主主義を損なってい

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つれづれ日記01

いつも自然体で受容する 5月21日。 世界じゅうがCOVIT-19の襲来で外出自粛のなか、74歳になった。 信じられない。 来年は後期高齢者の仲間入りで、どこから見ても立派な年寄りなのに 本人にはまったく「老人」の自覚がないのはどうしたことだろう。 この年になるまで、ずっと心がけてきたことのせいかもしれない。 それは、いくつになっても、どんな人生経験を経て来ようとも 精神はいつも自然体、「ニュートラル」でいたいと思ってきたことだ。 いちばん怖れているのは、精神の硬直。

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稲木紫織のアート・コラム ”Arts & Contemporary" Vol.1

『書物の宮殿が教えてくれたこと』 たまたま本書を読書中の2017年11月8日にその死が報じられ、まさに"巨星、馳つ"の思いを深くしたロジェ・グルニエ(1919-2017)の随筆集。お気に入りの一冊である。  『フラゴナールの婚約者』を読んで雷に打たれたようになり、愛読してきた。さらに思い出されるのは、その前年に亡くなったミシェル・トゥルニエ(1924-2016)である。  哲学者のジル・ドゥルーズとパリ大学の同級生。哲学者でジャーナリストのトゥルニエを、名前の発音ゆえによ

Yumikoの映画玉手箱

映画とは、映画少女時代を含めると60年以上の付き合いです。 マスコミの映画記者になってからでも45年です。 映画のプロといっても、松井久子監督のように映画を作る人ばかりでなく取材して記事を書いたり、映画を見て感想や批評を書く仕事もあります。私はずっと後者の方。映画を作ったことはありません。 ただし、80歳になった今、ある映画制作クラスの受講生です。 映画は見ると作るとでは大違い。映画作りは本当に難しく、面白い。 この話もいつかこの欄で書いてみたいと思っています。長年映画

香のオーダーメイド・フラワーショップ

爽やかな風とともに、春から初夏へと駆け抜けていく5月。 そっと目をつぶって、花の香りの変化を楽しんでみませんか。 街は、ハゴロモジャスミンの甘い香りで包まれ キラキラした日差しに咲く薔薇は、咲き方も色も大きさも豊富です。 何とも言えない甘美な香り… 薔薇は、開き始めの、色が濃いめのみずみずしい花がいいみたい 鼻を近づけて鼻の奥まで満たして 香りの粒子をぜーんぶ 自分のなかに詰め込んでしまいたくなるくらい そして日没後は、ひんやりした空気にのって薫る柑橘系の花 案外しゅっとし

なかほら牧場の幸せな牛たち

なかほら牧場の幸せな牛たちは 丘あり森ありの広大な大地に 澄み切った空気と塩素の入ってない山清水と野シバを食べて あるがままの姿で暮らしています。 東京から東北新幹線で盛岡まで2時間、乗り継いだ電車で岩泉まで1時間半そして牧場のお迎えの車で1時間半、やっとなかほら牧場にたどり着きます。 牧場に到着してすぐ目に入るのは遠い稜線のかなたに並んで草を食むたくさんの牛たち。ゆったりとした動きを眺めていると時間が止まったような気がします。 牛たちは好きなときに、好きなところに行き好き

MomokaのYoga Lesson

とめどなく流れてくる情報社会に生きる私たちは、情報にさらされている時間に対しそれを浄化するための時間が圧倒的に足りていないと感じています。 ゆっくりと流れる時間に身を置いて、深呼吸し、今ここにいる自分という存在だけに向き合うYogaの時間が皆さまの心と身体を、クリアな状態にする時間になるようお手伝いできるといいなと思っています。 東京に生まれ育ったMomokaさんは、幼少期から習っていたバレエで多数の舞台経験と、国内外のコンクールに何度も入賞するという実績で、その才能が高く

【松井久子のつれづれ日記】

noteマガジン「鏡のなかの言葉」にようこそ💕 この「松井久子のつれづれ日記」では、週に2回のわりで私が日々考えていること、感じたことなどを、テーマを定めず気楽に書いていきたいと思います。 皆さんからも、「こんな話題について聞いてみたい」と思われるがありましたら どうぞお気軽にリクエストください。よろしくお願いします。

語り場

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