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シェアハウスに住んで1年経過した私が伝えたい『シェアする生活の魅力』

私は1年ちょっとシェアハウス(正確に言うとシェアアパートで入居者は40人前後)に住んでいます。

この記事では私目線でシェア生活の良いところを話していきたいと思います。私はシェアハウスに住み始めてから本当に楽しくて、良いと思うところを挙げたらキリがないのですが、今回は大きく4つ話していきます。

丁度いい距離感の他者の目がある

丁度いい距離感っていうのは無干渉の他人以上、家族未満って感じ。
一緒に暮らしているので自分では気付かない部分を第三者の目で見てくれる立場の人がいる。

自律心を保てる

家に他人がいることでだらけすぎないというか、自分を律する気持ちが保てていると思います。

一人暮らししてた時とか休日に何も予定がない日って本当に何もしないし、気持ちも「まあいっか」が続いちゃってたんです。もちろん休みで家ならダラダラしていいと思うんですけど、その範囲が広くなっていって。最初は近くのコンビニまでならダル着だったのが、ちょっと遠くのスーパーもダル着で化粧しなくなってました。
それがシェアだから家の中でもある程度整えはするので、ダラける範囲の感覚が外れすぎないなっていうのがあります。

あとシェアハウスの中でも勉強したり練習したり、自分のやりたいことを努力してる姿を見てたら「自分もちょっと何かやってみよう」という気持ちになるので、そういう刺激も自律心に繋がってます。

弱っている時に救われる

まず熱出して動けない時とかに水分や食料をお願いできます。
高熱で何もできないけど水飲まないと死んじゃうって時、これ本当にありがたいです。

あと普通に体調が悪いとかだいたい自分で分かるけど、人間が本当に余裕ない時って自分では気付かなくなってしまうと思うんです。そういった自分では気づかない様子の変化に気づいてくれる存在がいることで、本当に救われる時がある。

実際私が切羽詰まってた時、シェアメイトから言われて自分が以上状態であることに気づきました。あの声かけがなかったらさらに麻痺して精神的に大変なことになってたかもしれないなって思います。だから本当にこういう存在がいるってありがたいと思ったし、でも他人は他人なので入りすぎない距離感が丁度いいなと感じています。

いろんな人のあらゆる価値観に触れられる

これは二つの側面があると思っていて。

①マジで初めましてのバックグラウンド人と出会える。

学校・職場だとなんやかんや自分と似た順路を辿ってきた人としか出会ってないって私は思うんです。学生時代は地元の子で、就職先では小学校〜4年生大学で教育を受けてきて…みたいな。

それが生まれた場所、通ってきた学校、これまでの経歴、今の職業などなど全てがバラッバラ!
正直上京しただけではここまでいろんな人には出会わなかったです。
シェアハウスに来て初めて「世の中こんなにいろんな種類の人がいるんや…」って実感しました。

いろんな人の生きてきた・生きている世界を知ることができるって本当に面白いです。

②他人のオフの姿にも出会える

学校や職場でいろんな人と接していても、その人のオフの姿って見ることないじゃないですか。でもシェアハウスにいることで、家でしか表出しない常識とか人の価値観っていうのもあるって気づいたんです。

そういう他人がオフの時に出てくる価値観を知るのも大事だなと感じた出来事があります。
私が調理に使ったお鍋を鍋敷とか使わずそのままテーブルに置いたんです。するとそこにいたシェアメイトが「机が焦げちゃうから鍋敷使い」って持ってきてくれました。それまでの人生で鍋敷を使う機会がなくて私は鍋敷の意味を知らなかったけど、この時に初めて鍋敷って机が傷つけないために使うのか!と言うことを知ったんです。(世間知らずすぎる)

でも家に他人がいるからこそ気づけたことだなって思いました。
それからはちゃんと鍋敷使ってます!

自分が管理するモノが減った

共用部のメンテナンスをしなくていい

私が住んでるところはキッチン、風呂場、トイレ、洗面、洗濯機が共用部になっていて、そこは清掃の方が週に何回か掃除してくれます。
なので私が掃除をしなくていい。水回りの掃除が一番嫌いな家事なので、それをしなくていいのがすごい幸せでストレスがなくなりました。しかも自分がやるより綺麗。
あと共用部の日用品補充も管理会社がやってくれるのもめっちゃ楽。
トイレットペーパーや洗剤とか、もうちょっとで無くなりそうとか気にしなくていいし、買いに行く時間や労力を使わなくていい。
掃除や買い出しの時間も浮くので自分の時間が増えました。

水道光熱費やいろんな契約からの解放

水道高熱費が定額なので細かい値段とか時期によっての変動も気にしなくていいし、毎月届く請求書とかいうストレスが無くなりました。
あとガス、水道、電気、Wi-Fiって一個ずつ自分で契約してるのも、契約番号やパスワードの管理とかも地味に嫌だったので、それがなくなったのが本当にストレスフリーです。

自分が管理しなくちゃいけないモノが減ったのがすごく生きやすい。
無くなったから分かる、これらから解放されるだけでめちゃくちゃ気持ちが楽!!

もらう・ゆずるという循環がある

これぞシェア生活って感じ。

例えば自分はいらないけど使えるものって捨てるの勿体無いしどうするか困りませんか?それをシェアハウス内で誰かに譲ったり。
逆に誰じゃのいらないものが丁度自分が欲しかったもので買わずに済んだり。

自分のメリットも大きいけど、物が循環するって社会的にもかなり良いことだなって思ってます。特に食品とか一人暮らしだと使いきれずに捨てちゃうとかあるじゃないですか。そういう時に何人かカレー作っちゃってシェアするとかすれば消費ができる。人から食べ物もらったけど一人じゃ食べ切れませんってものをあげることもできます。
めちゃくちゃフードロスの問題を減らしてる!!

あと以前すごくいいなと思ったのが、ご実家が農家をされているシェアメイトのご両親から大量のお野菜とお米が送られてきたんです。
話をよくよく聞いてみたら、育てたけど売り物にはならないお米や野菜がいっぱいあるけどご両親2人では消費し切れないから「シェアハウスの子たちで食べてね」って送ってくれたみたいで。

シェアハウスだからこそみんなでおいしく食べて分かち合えるってめちゃくちゃいいよなって思いました。送られた大量のジャガイモで作ったポテチは、もう言葉にならんくらいおいしかったです。

そんなどれも感動するくらいおいしいお米やお野菜を、もしかしたら捨てるしかなくなってたわけじゃないですか。そんな悲しいことが減らしているのはシェアハウスの大事な魅力だと言いたいです。

以上が私が思う『シェアする生活の魅力』でした。
正直もっともっと魅力あるけど、特に私が伝えたいのはこの4つかなって思ってます。

最後まで読んでくださってありがとうございます♡

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