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〈コラム#1〉 すみませんと言わないオランダ人

こんにちは、Hisa です!
たまには英語フレーズだけではなく、日々の生活での発見もシェアしていきます✨

私は高校3年生の時にオランダに留学に行っていたのですが、大学4年生になった今でもホストファミリーとよく電話をしています。

最近は週に一回、ホストマザーと日本語レッスンとオランダ語レッスンをしているのですが、昨日話している時にホストマザーが言っていたことが…

「オランダ人はすみませんって言わない」

ふむ、確かに。
なんでこの流れになったかと言うと、会話文をオランダ語に翻訳している時のお話。

Staff: How can I help you?
Customer: Hi, I’m looking for sunglasses.
Staff: Awesome. Please feel free to have a look around.
Customer: Thank you.
Customer: Can I try them on?
Staff: Yes, of course.
・・・
Customer: Excuse me, I’ll take this one.
Staff: It looks very good on you.

ホストマザーとこの会話をオランダ語に訳したものはこちら。

Medewerker: Hoe kan ik je helpen?
Klant: Hoi, ik zoek een zonnebril.
Medewerker: Te gek. Kijk gerust even rond.
Klant: Dank je.
Klant: Mag ik hem opzetten?
Medewerker: Ja, zeker.
・・・
Klant: Kan ik hem kopen?
Medewerker: Hij staat je goed.

なにかが無くなっているの気付きますか?
それは "Excuse me"!

日本語だと試着後に店員さんを呼ぶ時に、「すみません、この服でお願いします」と少し丁寧に声掛けをするのが自然だと思うのですが、オランダではそんなに丁寧に言わなくていいとのこと。

オランダでは、物事をすごくストレートに言う性格の人が多いです。
なのでホストマザーは「すみませんって言わない、遠回しに言わずに全部ダイレクトに言うのがオランダ人」だとよく話しています。

もう一つ加えるとすると、Please feel free ~ の箇所についても同じ。
オランダ語では Please が "Alsjeblieft" もしくはより丁寧だと "Alstublieft" と言うのですが、オランダ人ホストマザーは一言、

「お願いします、なんてほとんど使わない。」

上の "Kijk gerust even rond." を直訳すると、
「気楽にそこらへん見てね」
と言う感じ。

日本語だとやっぱり敬語で
「ご自由にご覧ください」
が一般的だと思いますが、オランダではラフかつダイレクトに言うんだな〜と再認識。

オランダに留学していた時も、オランダ人ってすごくストレートに物を言うなとは思っていましたが、意見とかだけじゃなくて言葉にも表れているんだなと今回感じました。

もちろん、オランダ人全員が全員そういう訳ではないと思いますが😛

ダイレクトに言ってくれるオランダ人、私は結構好きです!


今後の note では昔の留学話や英語学習に関しても投稿していきますっ

ではまた!


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