【ヘルスケア】熱中症対策と部活動。酷暑の中で部活はどうあるべきか
夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を。岡崎市」を目指して活動しています。自分の使いたいように、自由に使える時間があることが「しあわせ」につながると信じています、家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等。そうした時間を住民が毎日+1時間得られるまちをつくる。
私、晝田 浩一郎は、小中高校と野球部に所属する野球小僧でした。炎天下の中で白球を追いかけていました。
最近の暑さが酷い…まさに「酷暑」「猛暑日」で様々な問題が出てきています。
夏季期間におけるスポーツのあり方
為末さんのTwitterでの投稿が話題になっています。スポーツ大会のメインでもある「夏の大会」のあり方について、日中に、炎天下のなか、スポーツ大会をする是非についてです。
名古屋市では小中学校の体育の授業中止とするなどの対策をはじめてとりました。暑すぎるもの……。
体育館を利用する部活動のバスケ、バレーや剣道等をやっていた人もいるとおもうんですが、冷房のない体育館は屋外よりも暑かったんじゃないかなと。風も通らないなかで、蒸し暑いなかでのスポーツをしているのを炎天下で野球していた私は感じていました。外のほうがまだ涼しいんじゃないかなとも思ったり。太陽光がキツいか、蒸し暑さがキツいかの差。
超高温・酷暑の中でのスポーツは危険を伴う。
暑すぎることによる弊害はスポーツだけではない
岡崎市の場合は、令和元年6月に小中学校のすべての教室にエアコンが設置されました。2017年に豊田市での熱中症による児童死亡事故があったことにより、急速にエアコン設置が進んだ事実でもあります。
エアコン不要論がたくさん当時もありましたが、屋内外のスポーツに限らず勉強においてもエアコンなしで集中力が保つわけもない。仕事だって生産性が下がるのに子どもだったら大丈夫理論はなかったはず。
「ブラック校則」もそうですが、「当たり前」になっており違和感がないことで「おかしくね?」といった声をあげられない状態はエアコンに限らず学校や行政において起こっていると感じます。
「違和感」はとても重要な要素であり、気づけるかどうかは、専門家というよりも素人が「なんでなんだろう?」といったいわゆる「素人質問」があるからこそ改善されていくと信じています。
過去の気温はどうだったんだろう…2005年8月は?
私が高校3年生だった2005年の8月、最後の夏の大会をしている時の気温を調べてみたら以下でした。場所は岡崎市にしていますが、似たようなものなので。なんだかんだ18年前も暑かった!! 今の方が暑い。
野球部だった頃はずっと炎天下で、練習をし続けていましたし、昭和の頃のような「水分禁止」ということもなく、休憩多めと必ず水分補給は実施することとなっていました。私の記憶では熱中症で倒れる野球部員はいませんでした。
熱中症対策を万全に!
暑すぎるなかで、我慢するのではなくしっかりと対策をとっていきましょう。詳細はリンクを飛んでいただきたいですが、十分な水分補給と睡眠。
部屋の中でも熱中症になるので、屋内外関係なく、気をつけていきましょう! 自分の身体は自分でまもる!
練習のときから炎天下。だって上手くなりたいんだもの!
いまの私は、炎天下の外を10分歩くだけで体力の限界を迎えてしまいます。しかし、小中高校とずっと真夏の炎天下で野球をやっていた頃は、たしかに暑かった。暑さがツラかったですが、野球してた。毎日、炎天下で練習をしていたからこそだろうなとも思います。
夏の大会もそうですけど、結局、練習だ練習だで炎天下でスポーツすることになるんですよね。練習試合も結局この時期あるわけで。夏の大会だけではなく、部活やスポーツ実施全般のあり方を現代に適応させていく必要があると感じます。
スポーツ大会だけ炎天下を避けたとしても、結局、真夏の炎天下でみんな練習してるし、練習しちゃう。だって、そのスポーツが好きだし、上手くなりたいんだもの。高校球児だった私はその気持ちがすごくよくわかる。練習したい!!上手くなりたい!!って気持ちが圧倒的に強かったから。
そうしたスポーツマンたちの気持ちとこの夏の時期の対策を考えるとグランドを全部ドーム化するとかいくら予算があっても足りない状況になってしまう……。快適な状態でスポーツをできるのが一部の学校だけ、生徒だけっていうのも違う。
ナイター設備の話にもなってしまうけど、早朝練習や夕方の日差しが弱まった時からの練習といったことが現実的なのかも知れない。強豪校だと夜遅くまで練習してたりするので、夜遅くまで練習することは発育のために是とは言いづらい。しかし、夏の暑さで体力と集中力を奪われながらやるよりも時間をずらすことは今後必要な取り組みになってくるだろうと感じます。
部活の顧問する先生の負担が増えていくため、こうしたところも地域の方や実業団の方たちとの連携がますます重要になってくる。学校の問題、部活の問題というだけではなく地域やライフスタイルのあり方もどうあるべきかを考え、それに向けて動いていく。練習したい、上手くなりたい!っていう気持ちを蔑ろにするのではなく、その気持ちと暑さ対策の両輪として、日差しの弱い時に練習することが現在のなかでは唯一の対応策だろうなと私は考えます。答えはなくともこうしたことを考え続け、生徒たちや応援してくれる大人たちにも寄り添いながら考え続けることも大事な取り組み。
さぁ、共創だ!
サポートありがとうございます! プレッシャーいただけたと感じてがんばっていきます!!