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002. イノベーションとは、積み重ねである

どんなにすごい伝説的なミュージシャンでも、アーティストでも、プロスポーツ選手でも、発明家でも、事業家でも、経営者でも、みんな生まれた時は赤ん坊だし、始めた時はみんな初心者だった。

また同様に、どんなに世界を変えたイノベーティブなプロダクトや事業であっても、一番最初はたった一人の単なるひらめきや思いつきだった。それも大抵の場合周りからは否定されるような。


この世に生まれた時から天才はいない。
この世に生まれた時からイノベーティブなプロダクトはない。


そこにあるのは、努力の積み重ねの結果だけだ。



どんなことでも小さな一歩でも、一歩づつ着実に積み重ねること。
どんな壁にぶち当たっても、諦めずにトライしたり、迂回したり、人を頼ったりしながら、少しづつでも前に進むこと。



また、その積み重ねは「正しい努力」の積み重ねである必要がある。

正攻法の正面玄関「ファーストドア」
大金持ちやセレブなどのVIP専用「セカンドドア」
こっそり入れる裏口「サードドア」

時代の変化の波が激しく、虚ろいやすい現代において、正攻法だけでは成功を勝ち取るのはすごく難しくなってきている。それなりの小さな成功ですら難しい。

ファーストドアから入ろうとしても、その扉は思うよりも入りにくいのだ。にも関わらず、ファーストドアから入る努力を、入れないのにし続けるのは「正しい努力」と言えるだろうか。


ファーストドアから入れないのであれば、サードドアから入ればよい。裏口を探し、時に裏口を自ら作り、ファーストドアから入った人よりもより高みに登ることを目指す。

もちろんサードドアも魔法やシルバーバレットのようなものではない。裏口はそう簡単に開かない。

「サードドア」とは、ありとあらゆる手段を使ってドアをこじ開けようとする、継続的な努力の積み重ねのこと。それこそが正しい努力であり、正しい努力の先でこそクリエイティビティが発揮されるのだ。



ファーストドアとサードドアのいずれにしても、イノベーションの先で未来をより良く変えるためには、一歩づつ歩みを進める以外にない。

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