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人脈を広げ、井の中の蛙から脱却せよ

✔︎ 同じ組織文化に浸り続けることは、視野を狭めるリスクが肥大化する
✔︎ 多様なバックグラウンドを持つ人々と交流し、井を広げることで、未来への可能性を切り拓こう
✔︎ 多様な視点や知識、経験、情報がイノベーションの鍵となる

#イノベーション #人脈 #井の中の蛙


同じ組織文化に浸かり続けるにはリスクがある

長い間、同じ企業、同じ組織の文化の中で働き続けると、どうしても視野が狭くなる。特に、大企業ではそのリスクが顕著に現れる。組織の中で培われた価値観や行動様式に染まり、結果として「井の中の蛙」になってしまう。

もちろん誰しもが、自分の見る世界が世界の全てである「井の中の蛙」なことは疑いない事実だが、その世界が著しく狭くなってしまうというわけだ。

この状態では、内なる価値観を絶対視し、限られた視点の中で限られた情報にしか触れられなくなり、新たな視点を持つことは不可能に近く、新しいアイデアを取り入れることはおろか、そもそも新しいアイデアを創出することも困難になる。

多様性を持たない環境では、いくら努力しても新しい発想が生まれにくい。これは、組織全体にとっても致命的なデメリットとなる。

そしてまた、組織だけでなく、個人においても、同じような考え方や経験を持つ人々とだけ交流していると、成長は停滞する。

イノベーションを起こすためには、多様な視点が必要だ。持続的な成長や現状維持のためにも、イノベーションは必要だ。つまり事業経営において多様な視点は不可欠だ。

多様性が未来を切り拓く

では、どうすればこの「井の中の蛙」状態から脱却し、未来への可能性を広げることができるのか。その答えは、多様なバックグラウンドを持つ人々との交流にある。

異なる業界や文化、経験を持つ人と知り合い、対話することで、新しい技術や市場の動向、他業界の成功事例など、自分が所属する組織内では得られない情報や知識を得ることができる。

多元的な視点を持つ人々と、知己になり、深い付き合いを継続的にすることで、自分の井戸を広げることができる。

そして、自分の考え方に新たな視点をもたらし、これまでにないアイデアやインスピレーションを引き出すのだ。

より良い出会いを作るために、発信をしよう

積極的に外部の人々と接点を持という。業界を越えたネットワーキングイベントや勉強会、カンファレンスなどに参加することで、新たな出会いを得ることができる。ただ、それだけでは、表層的な会話に終わる。

おすすめなのは、オンラインコミュニティでの積極的な発信だ。相手から情報を得たり、刺激を受けるためには、まず最初に自分からギブすることが重要となる。

何も発信できることがない?ならばそれを逆手に取れば良い。何も知らない人が、さまざまな情報を仕入れながらその道のプロになっていく様は、それだけでコンテンツとして価値がある。そのあとを歩く人にとってはそれこそが有益な情報となる。

そうして、何かの道のプロとして、誰かに認知されることさえできれば、あとは芋蔓式に人脈は広がっていく。オンライン時代だからこそ、物理的、時間的距離を越えて、多様な人々との交流ができる。

多様な人脈は、成果にも大きな好影響がある

多様な人脈は、当然ビジネス・チャンスにも繋がる。自分自身が起こしたいイノベーションに良い機会を提供してくれる人物が現れるかもしれない。向こうから機会を持ってきてくれるかもしれない。

それが今すぐとは限らない。今日出会った人が、今日良い結果をもたらさなくても、10年後20年後にその日が訪れることもある。

異なる視点や知識、経験、情報は、自分の考えを深め、新しい発見をもたらし、多角的な視点から物事を判断することができるようになり、より良い決断ができるようになることもあるだろう。

人脈を広げることは、単なる個人的なネットワーキング以上の意味を持つ。自分自身の成長やビジネスの成功に繋がる重要な要素となる。

人脈を広げ、井の中の蛙から脱却せよ

同じ組織文化の中で働き続けることは視野を狭め、「井の中の蛙」状態に陥るリスクがある。多様なバックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、その井戸を広げ、未来への可能性を切り拓くことができる。

積極的に外部との接点を持ち、多様な人脈を築くことで、自分自身の成長やビジネスの成功を引き寄せよう。視野を広げ、未来を見据えることこそが、イノベーションを起こす鍵となる。


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