不確実な未来を妄想し、グランドデザインを描く
技術革新(技術的イノベーション)が、人類史上稀にみるスピードで起こり続ける現代において、社会の変化は目まぐるしく起こり続ける。未来は予測不可能で、不確実性が高く、また一度変化が起これば不可逆的に進んでいく。
未来のグランドデザインを描き、そこにパーパス、ビジョン、ミッションを設定し、コトに取り組まなかれば、起きた変化に対処するだけでは、その変化に取り残されてしまう。
変化に対処するだけでなく、変化に対応するだけでなく、変化そのものを創出することが求められる。
変化を創出するためには、未来を妄想し、予測に落とし込まなければならない。未来は急に目の前に訪れるのではなく、過去からの延長線上に存在する。変化の予兆は既に世界のどこかに起きていて、それを繋ぎ合わせることで見えてくる。
「変化の予兆」はトレンドだ。マクロ・ミクロの変化のトレンドや、新しいサービス、顧客行動の変化、スタートアップやVCの動向など様々な情報から未来が見えてくる。
「繋ぎ合わせる」のは、過去のパターンの理解だ。人間は技術によって過去から比較するとありえないような変化がしているように見えるが、本質的(特に本質的な欲求)には大きく変化しているわけではない。
過去を学べば見える未来がある。過去の学び方にも方法論がある。正しく過去を理解し、正しく過去と向き合うからこそ、未来に対してのイノベーションの道筋がそこに光り輝く。
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